まあ、面白いが、そこまで?
Yahoo!より、
ハリウッドもびっくり「鬼滅の刃」大ヒットが見せつけた、“国産映画”の重要性
猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト
10/19(月) 6:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20201019-00203595/
記事より、
「劇場版 鬼滅の刃」が、日本で爆発的なヒットをしているようだ。異例の拡大上映をしているとはいえ、売り切れの回も多数で、初日の売り上げは10億円に達したという。IMAXの成績も、おそらく史上最高になる模様とのこと。このニュースは、早速ハリウッドのメディアでも報道された。Deadline.comは、「『アナと雪の女王2』の日本の初日3日の売り上げは1,820万ドルだったのに対し、『鬼滅〜』は3,000万ドル行きそうだ」と伝えている。
普段でも快挙だが、コロナ禍である今はとくに、ハリウッド関係者にしてみたら、羨ましいし、考えられないことだろう。アメリカでは、あいかわらず映画館ビジネスは死んだも同然の状態。地域によって開いている映画館もあるが、この状況で新作を出すことをスタジオが出し渋り続けているため、観客にとっては行く理由がない。「これでは、店は開いていても野菜も果物も肉も売っていない食料品店と同じ」と、世界で2番目の規模のシネコンチェーン、シネワールドは、再開したばかりだったアメリカとイギリスの劇場をまたもや全部閉めている。
現地時間17日、ようやく、ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事は、今月23日からニューヨーク市以外の州内の映画館に再開を許すと発表したが、その決定が出る前に、11月に予定されていた「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」は来年に、ピクサーの「ソウルフル・ワールド」はDisney+に動いてしまった。次に控えるメジャー作品は、11月25日公開のドリームワークス・アニメーションの「The Croods: A New Age」で、それまでは開けていても閑古鳥が鳴き続けることは間違いない。最大手のAMCなどは、生き延びるための必死の手段として、一般に向けて貸し切り上映を提供し始めている。1グループ20人までで、料金は99ドルから。20人集まれば、ひとり当たり5ドルになるので格安だが、それでも、見たいと思える新作がない中、どれほど需要があるのか疑問だ。
ピクサーの新作が上映されるように、アニメかつ日本ではアジア人ということもあり、感染リスクが低い、予防が徹底できることが大きな違いだろう。
日本人は感染しても無症状が多い。
だから無くならないのだけれど。
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