騙すぐらいでちょうどいいが、だましたと言われない程度という、良いあんばいが難しいのだ。
そのベースには信頼の高さが大きい。
厚生労働省には信頼がないのだ。
池田信夫ブログより、
リスク・コミュニケーションの反面教師
2020/02/21 07:00
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52038421.html
記事より、
「感染症パニック」を防げ!〜リスク・コミュニケーション入門〜 (光文社新書)
いま話題の岩田健太郎氏の2014年の本だが、新型コロナウイルスの騒ぎで版元が急きょ重版したらしい。彼のキャラクターに興味があったので読んでみたが、中身は常識的だ。リスク・コミュニケーションの一般論としては、「起こりやすさ」 と「起きると大変」をごっちゃにしないという話が大事である。
「起こりやすさ」は確率、「起きると大変」は致死率と考えると、人間の感覚には後者を重視するバイアスがある。特に感染症では、エボラ出血熱のように致死率の高い病気が重視され、インフルエンザのようなありふれた病気は注目されないが、患者にとっては「起こりやすさ」が大事で、日本に存在しないエボラよりインフルのほうがリスクは大きい。
皮肉なのは、今回の「ダイヤモンド・プリンセス」の騒ぎがリスク・コミュニケーションの典型的な失敗例だということだ。まずリスクを正確に見積もることがリスコミの条件だが、彼は船の中に2時間ほどいただけで「ゾーニングがまったくできていない」と事実誤認し、「エボラ出血熱のときより恐ろしい」などと最大級の言葉で厚労省を批判した。
なぜ、岩田健太郎教授がYouTubeで騒いだのだろう?
何か裏があるように思う。
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