これを間違えると恥ずかしい。
ちょっとみると気づかないままに誤訳をしてしまうので、注意が必要だ。
・緩和策 ミチゲーション 排出そのものの削減
・適応策 アダプテーション 移住するなど
・炭素中立 カーボンニュートラリティー 炭素を吸収すること
ということで、普通に、ミチゲーションというと、別の場所に巣を移すというイメージで、間違えやすい。
そもそも、地球環境温暖化問題については、問題なのか?というのはいつまでたっても疑われているというのは事実なのだ。
Yahoo!より、
COP25閉幕。グテーレス国連事務総長の落胆と、閉会後のグレタさんを巡る騒動
12/20(金) 15:33配信HARBOR BUSINESS Online
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191220-00209026-hbolz-soci
記事より、
スペインのマドリードで開催されていた地球温暖化対策のための国際会議COP25(第25回 国連気候変動枠組条約締約国会議)が、2日間の会期延長の後、15日に閉幕した。閉幕に伴い、国連事務総長のアントニオ・グテーレス氏が以下のような声明を発表したが、この内容からも分かるように、COP25の成果はあまり芳しいものではなかったようだ。
声明に登場する「緩和策(mitigation)」、「適応策(adaptation)」、「炭素中立(carbon neutrality)」は地球環境分野で使われる専門用語で、それぞれ次のような意味を持っている。
・緩和策(mitigation)
温室効果ガス(二酸化炭素やフロンなど)の排出量を減らすための対策。いわば、温暖化の原因を元から断つ対策のこと。
・適応策(adaptation)
進んでしまった温暖化になんとか適応・順応しようとする対策。具体的には、今まで以上に涼しい服装にする、海面上昇にそなえ堤防を高くする、マラソンの開催地を北海道に変更する、極端な暑さにも耐えられる根性を身につける(嫌です)など。いわば、対処療法的な対策のこと。
・炭素中立(carbon neutrality)
人為的活動によって排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量になること。つまり、排出と吸収でプラマイゼロとなり、二酸化炭素が増えないことを意味する。
グテーレス氏の声明は多くのメディアによって報じられたが、上記の3つの用語のうち、「mitigation」と「adaptation」を専門用語と気づかずに翻訳したり解釈したりしている記事が幾つか見受けられた。この2つの用語について、より詳しくは以下の記事などを参考にされたい。
〈*地球環境豆知識29「緩和策と適応策」 地球環境研究センター 広兼克憲 主幹〉
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