だが、コンビニとしてのメリットは売れない場合はそのままもっていってくれる本というのは、基本的に買取による仕入れであるコンビニの商品と比べて扱いが楽だからだ。
また、本が売れているというがネット注文の受け取り先がコンビニ、まあ、発注もコンビニのネットショップから買うことが多いと思うが、そうしたものが数を押し上げているように思う。
本屋のように吟味するのはコンビニは嫌がるはずだ。
大体、立ち読み禁止のコンビニが多いのだから。
Yahoo!より、
コンビニが「読者」を呼び込む 書店が減少する中、読書ニーズを掘り起こせるか
11/24(日) 7:00配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191124-00000510-san-bus_all
記事より、
出版不況やネット販売の台頭に伴い、本を実際に手に取って買える書店が減少する中、コンビニがお客と本を結びつける場として注目を集め始めている。限定本の発行、書棚の設置、書店との協業…。コンビニは新たな読書ニーズを掘り起こせるか。(加藤聖子)
セブン−イレブンは10月にセブン&アイグループ限定で販売されるオリジナル新書(セブン&アイ出版)を創刊した。セブン−イレブンでは現在、書籍の売り上げが伸びていることもあり、同グループでしか購入できないオリジナル本の刊行に力を入れている。
その一環で刊行されたのが、同新書シリーズ。第1弾となったのはタレント、坂上忍さんの『かけひきする勇気』など3点だ。セブン−イレブン・ジャパンの広報担当者は、「平成28年から出しているグループ限定書籍の『カリスマの言葉シリーズ』が好調だったこともあり、より短時間で気軽に読めるものがあればさらにニーズがあると考えた」と刊行の経緯を説明する。
同新書はいずれも通常の新書より文字や行間が大きく、首都圏の往復通勤時間の平均に近い90分程度で読み終えるよう工夫されている。定価は500円(税抜き)と手軽に購入できる価格も魅力だ。広報担当者は「限定新書の売れ行き動向を見ながら、今後の展開を考えたい」と語る。
書籍専用の棚がある店を続々と増やしているのはローソンだ。通常の店舗でも10〜20点程度の書籍が扱われているが、書籍専用の棚がある店舗ではバリエーションが大幅に増え、100点前後がそろう。
売れ筋が厳選されており、表紙を見せて陳列されているのが特徴だ。平成26年から一部店舗で始まった試みだが、書籍の売り上げが未導入店に比べて倍以上に伸びるとあって、現在は設置店舗が約4500店まで増加した。
現在、導入店舗で書籍を買っているのは女性やシニアが中心だが、立地条件の良いコンビニでは、本に興味がなかった人の目にも留まる可能性が高い。「近くのローソンで本が買えると喜ばれることも多い。今後も書籍専用棚の導入店舗は増やす方針」(広報担当者)という。
ファミリーマートが力を入れているのは、コンビニと書店が一体になった店舗だ。コンビニの利便性に書店の文化発信機能を加えることで、より集客力の高い店舗を目指すという。現在書店一体型店舗は全国に20店程度あり、いずれも「書店とコンビニが一緒になっていて便利」と好評だ。
ファミリーマート積文館書店三日月店(佐賀県小城市)は、書店との一体型店舗として昨年オープン。24時間営業で、コンビニ部分と書店部分に仕切りはなく、イートインスペースなども備える。レジも共通で、コーヒーや弁当と一緒に、気軽に本を手にすることが可能だ。同社広報担当者は「一体型店舗の書籍の売り上げは好調。今後も地域に密着し、便利で居心地のよい空間を提供していく」と話している
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