問題のあるコンテナハウスというものも多いのだが、ここで紹介されているのは家としても使えるものだ。
長野のメーカーの話。
国内にはこうしたメーカーが数社ある。
アメリカなどでもトレーラーハウスを借り住まいにするという例はある。
また、小さな家としてのトレーラーハウスは環境にもやさしいということもある。
Yahoo!より、
トレーラーハウスで被災者の「生活再建」支援へ 工場被災も「今こそ地元のために」長野
10/23(水) 21:30配信NBS長野放送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191023-00000006-nbstv-l20
記事より、
特集は被災地で大きな役割を果たすトレーラーハウスです。製造・販売を手がける長野市の企業は震災や豪雨の被災地に数多く供給してきましたが、千曲川の氾濫で工場が浸水被害に遭いました。しかし、「今こそ、地元住民の生活再建を支えるときだ」と
トレーラーハウスは、車輪が付いていて自動車で牽引できる住まい。いわば「動く家」です。設置作業は安定させる土台をとりつけ、発電機をつなぐだけ。長野市北部の被災地で活動するボランティアの受け付け事務所がわずか30分で完成しました。
(県社会福祉協議会・山崎博之さん)「まさか、即日中にできることにびっくりしている。しっかりと事務所機能を整えながら、被災者をサポートしていく体制をつくっていきたいと思う」
設置したのは長野市南長池の「カンバーランド・ジャパン」です。
(カンバーランド・ジャパン・原田英世社長)「持っていけば、すぐに使える。災害が起きて最初に必要なのはボランティアセンター。受け付ける場所を限りなく被災現場に近いところへ」
1994年設立の「カンバーランド・ジャパン」。翌年、発生した阪神淡路大震災をはじめ、東日本大震災や西日本豪雨などの被災地に、トレーラーハウスを仮設住宅などとして貸し出してきました。北は北海道から南は熊本まで、その数は約250台にものぼります。
(カンバーランド・ジャパン・原田英世社長)「早期復興や被災者に早く寄り添える、新しい生活手段の一つとして、2016年の熊本の震災から(さらに)認められるようになった」
去年の西日本豪雨で堤防が決壊し51人もの死者を出した岡山県倉敷市真備町。町内にはトレーラーハウス50台による仮設住宅の「団地」ができました。うち10台は「カンバーランド・ジャパン」の供給です。
(佐々木啓子さん)「ロフトもあるし、狭いながら使い勝手はいい。家族5人で暮らせているから、あんまり落ち込むことなくすんだ。ありがたいと思っている」
被災者の生活再建を支えてきたカンバーランド・ジャパン。
しかし・・・。
(カンバーランド・ジャパン・原田英世社長)「25台分なので1億5000万円近くの被害総額になると思う」
今回の氾濫で豊野町の工場が浸水。25台のトレーラーハウスが全壊しました。地元で必要になるのに、今はそれに応えるのが難しい状況です。
カンバーランド・ジャパン・原田英世社長)「流されて国道にひっくり返っていたり、折り重なるように倒れていた。ひっくり返ったトレーラーハウスを起こしたら、真っすぐに立った。体験してみて分かった。トレーラーハウスの頑丈さが」
被災から1週間後の今月19日、1組の夫婦の訪問を受け入れました。
(佐野勝利さん77歳)「ここからここまで置いて、この間を埋めれば。イメージはしっかりできている」
(妻・幸子さん73歳)「(キッチンも)使いやすそう」
岡山の被災地・真備町からやってきた佐野さん夫婦。自宅は2階まで浸水した為、解体し、今は市が借り上げた民間のアパートで暮らしています。「新築の半分以下の費用で住むことができる」として、トレーラーハウスを購入を検討しています。住み慣れた場所に戻りたいという思いも強く、この日の見学を楽しみしていました。
(妻・幸子さん)「(知り合いがいれば)『大変だけど、頑張ろうな、また会おう』となるが、今は都会に出ているからそいうこともない。仲良しだった人が近くにいるのが、すごく元気になれると思う。今は孤立している感じ」
後日、佐野さん夫婦に災害前まで住んでいた真備町の団地を案内してもらいました。
(妻・幸子さん)「本当に見通しが良くなってしまった。空っぽになった、夜は電気もついてないし」
(佐野勝利さん)「ここ(の敷地に住んでいた人)はもう戻らない、アパートが気に入って」
自宅は既に更地になっていて、周辺は空き地が目立ちます。佐野さん夫婦は自宅のあったこの団地に戻り、トレーラーハウスを置いて生活するつもりです。団地で暮らしていた13世帯は被災後、バラバラになっていましたが、来年には佐野さん夫婦を含め5世帯が戻ってくるということです。
(カンバーランド・ジャパン・原田英世社長)「一番多い相談が、80歳前後くらいの人が、いまさら家を建ててどうするかと悩み、仮設住宅のあとにアパートなどに入ると、元のコミュニティーに戻れない。(トレーラーハウスは)そういう人をケアできるので、結論としてみんな幸せになる」
全国の被災地をトレーラーハウスで支えてきた「カンバーランド・ジャパン」。
原田社長は今回こそ、地元で役立てたいという思いを強めていて、工場の復旧を急ぐ考えです。
(カンバーランド・ジャパン・原田英世社長)「自社が被災してるので1日も早く復旧させる。被災者に早く製品を出して、良かったと思ってもらえるよう繰り返し、1年たった時にカンバーランドが役に立ったなとなるようにしたい」
しかし、せっかくなのに、
今回の氾濫で豊野町の工場が浸水。25台のトレーラーハウスが全壊しました。地元で必要になるのに、今はそれに応えるのが難しい状況
ということ。25台のトレーラーハウスをけん引して避難できなかったのか?これが事前に避難して何事もなかったというなら話は美しいし、説得力がもっとあったのだが・・・
残念。
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