昨年、2018年の台風21号でも北海道などで停電が発生している。
また、屋根の瓦などが飛ぶというのも同様だ。
今回の台風被害では千葉が中心であり、死者はほとんどない。
参考)朝日新聞より、
台風21号、住宅被害は1千棟超に 停電31万戸で続く
2018年9月6日00時41分
https://www.asahi.com/articles/ASL95644GL95PTIL04G.html
記事より、
暴風と高潮をもたらした台風21号は5日、北海道にも接近し、被害は全国に広がった。各警察や自治体によると、大阪、滋賀、愛知、三重の4府県で計11人が死亡。総務省消防庁のまとめでは、大阪や愛知など28都道府県で計467人が負傷し、住宅被害は、大阪や京都をはじめ27都道府県で一部損壊や床下浸水など計1095棟に上った。
気象庁より、台風による災害の例
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/6-1.html
これには、
風害・高潮害・波浪害−平成16年台風第18号
平成16年9月7日午前に長崎県に上陸した台風は、九州北部を縦断した後に加速しながら日本海を北東に進み、暴風域を伴ったまま8日朝には北海道の西海上を北上しました。この台風により、全国的に20m/s以上の非常に強い風が吹き、北海道では半数を超える気象官署で最大瞬間風速の極値を更新しました。この台風による被害は、西日本、北海道を中心に死者・行方不明者46人、負傷者1,399人、住家の損壊64,993棟、住家の浸水21,086棟に達しました。また、西日本では船舶の乗揚げ事故が相次いで発生しました。
死者の多くは強風によるもので、台風の接近中に屋根に上っていて飛ばされて転落したり、飛んできた瓦が当たったりするなど屋外での作業中に被害に遭う方が続出しました。もっと早く台風に対する備えを完了し、強風時には屋外へ出ないでいれば被害に遭わなかったのにと悔やまれます。
という台風も起こっているのだ。例外的な規模というほどのことではない。
やはり問題は東電の停電だ。
回復の見込みもないのにお気楽に発表したことに問題がある。
ちなみに、台風21号での家屋の損害については消防庁の当時の発表によれば、
全壊68棟
半壊833棟
一部損壊97,009棟
ということで、まあ、10万棟近い屋根などの被害があったということだ。
これは大阪方面だったから忘れ去られた?
正直忘れていた自分もいるのだけれども。台風で屋根の被害なんてものの棟数があまり被害として報道されたことがこれまでないということでもある。
マスコミの大騒ぎ。冷静に過去の数字と比較することが大切だ。人間すぐ忘れてしまうので・・・
ただし、今回の問題は災害というよりも人災に近いかもしれない。
台風21号との違いは長期間のブラックアウトだ。
昨年の台風21号で北海道で初めてのブラックアウトが起きた。
300万世帯が一斉にブラックアウト。
だが、2日後には99%復旧をした。
今回は、3週間以上かかるかもしれないというもの。
これが、2日で復旧なんてことが言える状態だったのか?情報の出し方自体が大きな問題なのだ。
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