操作のボタンが多すぎて難解、機能が豊富すぎて使いこなせないというソフトだが、何しろ無料。
それなりに普及しており、マックでもウィンドウズ、リナックスでも使えるもの。
こうした無料ソフトがエヴァンゲリヲンの映画製作でも使われることになったという。
その理由はやはり通常の3DCGソフトが高額で、分業をして多くのスタッフで仕事をこなすために共通のソフトを導入するコストが高すぎるからだ。
今後も無料ソフトでの展開というのは広がってくるだろう。
Yahoo!より、
「やっと3Dツールが紙とペンのような存在になる」エヴァ制作のカラーがBlenderへの移行を進める理由とは?(西田宗千佳)
8/14(水) 18:51配信 Engadget 日本版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190814-00010001-engadgetj-sci
記事より、
株式会社カラー(以下、カラー)といえば、ご存じ庵野秀明氏が代表を務める映像企画・制作会社だ。現在は2020年6月公開に向け、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を制作中である。
そんなカラーが、7月30日、短いプレスリリースを出した。
タイトルは「Blender開発基金への賛同について」。オープンソースの3DCGツールである「Blender」の開発を進めるBlender財団に賛同、開発資金の提供を含めて協力する、というもの
これまではメインのCGツールとしてAutodesk社の「3ds MAX」を採用してきた。実は、進行中のプロジェクトである『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でも、主軸になっているのは3ds MAX
3ds MAXはAutodeskからサブスクリプション形式で提供されているソフトウェアである。だが、業務用ツールだけあって利用料金が高い。Autodesk社のサイトによれば、1人分の場合で年間25万4880円。複数年や複数人数による多少のディスカウントはあるが、高価であることに変わりはない。一定以上の規模がある会社の場合、人数が多くても、その分売り上げが大きいため、この価格でも対応できる。
しかし、20〜30名の規模が小さな会社では、全員が3ds MAXを使うと採算が取れなくなってしまう
オートデスクも戦略を練った方がいいだろう。
無料ソフトには導入のハードルが低いという圧倒的なメリットがあるからだ。
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