しかも、今度の隙間だらけのオイルダンパーについては、
「すでに出荷された製品が、どの建物で使われているか把握できない」
ということだ。
これでは、KYB系のダンパーのすべてが不正。
また、KYB系ダンパーを使ったすべての建物に何が使われているか分からないことから、当面は耐震偽装物件と言わざるw得ない。
もはやKYB系の建物調査には終わりがないと言えよう。
免震・制振用のオイルダンパーを出荷した建物の件数というのは一体何件、何棟になるのだろう?
すべてのダンパーの隙間を確認するには、軽く10年以上掛かりそうな気がする。
Yahoo!より、
【独自】「スキマある部品」使用製品を出荷 KYB免震ダンパー
11/2(金) 14:15配信 Fuji News Network
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20181102-00404592-fnn-soci
記事より、
・免震や制振装置の検査データの改ざんが発覚した「KYB」で、新たな事実が判明した。
・免震装置のオイルダンパーを組み立てる際に、部品に隙間があるにもかかわらず、製品が出荷されていた。
・ネジが締まり切らず、隙間があったと証言する、KYB子会社の元従業員の男性。
・元従業員の指摘に対し、KYBは、性能検査で問題はないとして、隙間がある製品の出荷を続けていた。
・KYB子会社元従業員は「本来はロットの端面とピストンの端面が合体して、くっつかないといけない」
・FNNの指摘に対し、KYBは、「締め込みに隙間がある製品は、確認できただけで、少なくとも3、4年前から出荷していた」という事実を認めたうえで、「性能検査や耐久性に問題なく、不適切な対応はなかった」としている。
・しかし、現在は出荷を止め、隙間がある製品は廃棄しているという。
・さらに、「すでに出荷された製品が、どの建物で使われているか把握できない」としていて、事実上、現状の確認はできなくなっている。
・ダンパーにくわしい東京理科大・高橋治教授は「大きな想定外の地震や、今後60年間とか使っていく中では、相当不安があると思う」、「オイルダンパーは精密機械なので、3mm(の隙間)という数字は許される数値でない」と話した。
・また、ダンパーを製造している別の会社は、取材に対し、「もし隙間があれば、確実に廃棄する。出荷はあり得ない」と回答している。
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