しかし、それは想定内で証券会社が別のサーバーに接続すれば注文が出来なくなるということはないはずだった。
だが、野村証券とみずほ証券はサーバーの切り替えがスムーズに出来ない仕様のままシステムのアップデートを放置していたということ。
他の証券会社の名前が出ていないということは、これ以外の証券会社はスムーズにダウンしていないサーバーに切り替えられ、注文が出来なくなるなどの問題はなかったということだ。
株の取引は1分1秒を争うものだ。タイミングを逃せばすぐに何百万、何億円の損失に繋がる可能性があるシビアなもの。
リスクがある証券会社は淘汰されるだろう。
Yahoo!より、
東証誤算またシステム障害 電文データ異常な量は想定外
10/9(火) 23:51配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00000083-asahi-bus_all
記事より、
・東京証券取引所で9日、売買システムに障害が起きた。売買停止にはならなかったが、大手証券会社などで一時注文受け付けができなくなり、顧客に影響
・午前7時32分ごろ、非公表の証券会社1社から通常の1千倍近い量の電文が数十秒間にわたり東証の売買システムに送られた。このシステムは、証券各社からの注文データを4回線で受け取る仕組み。負荷を均等にするため、毎朝証券会社は動作確認の電文を送る。だが問題の電文は証券会社の設定ミスでデータ量が異常に多かった
・東証は一部のサーバーが使えない事態に備え、証券会社に複数のサーバーへ接続できる態勢をとるよう仕様書で求めていた。しかし、一部の会社は切り替えがうまくいかなかった。野村証券は顧客の売買注文の一部を東証のシステムに渡せず、注文が滞留。昼に一時、顧客の受注を止め、サーバーの切り替えを完了して午後から通常の取引に戻した。みずほ証券もサーバーを切り替えて、午前中は止めたネット受注を午後に再開した
参考 みずほ証券
https://www.mizuho-sc.com/failure.html
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