それはさておき、安心ある住宅のあるは、
1 耐震性ある
2 インスペクションある
3 リフォーム履歴情報ある
中古住宅のこと。
この逆は、
・耐震性ない
・インスペクションない
・リフォーム履歴情報ない
の3ないづくし中古住宅であり、これは、一般的な中古住宅としてはその通り。
しかし、安心R住宅の説明においては、安心R住宅以外の中古住宅は、
・不安
・汚い
・分からない、
と言ってしまうから中古住宅は、一般には買うべきではないというキャンペーンと見えてしまう。
実際、安心R住宅なんてほとんど市場には存在しない。それは、安心R住宅と表示するためには、専任媒介でなければならないから。
しかし、中古住宅の流通を考えてみると、買い手がすぐに見つかるのならばすぐにリフォームなどせずにすぐに売ってしまうので、そもそもほとんどオープンな中古住宅市場には出てこない。
中古住宅がオープンな市場に出るのは早く売りたいから。たくさんの窓口で売りたいから、であって専任媒介のメリットはない。
そもそも、あまりメリットがなく制約だけが多いとされる専任媒介の物件自体が少ないので、そうした少ない中古住宅が対象だから安心R住宅は今後も増えることはないだろう。
そうすると、中古住宅というのは、相変わらず、不安、汚い、分からない、のだ。
いや、耐震性ない、インスペクションない、リフォーム履歴情報ないのだ。
すでに、リノベ住宅についてスムストックといったブランドが立ち上がっている。
そうしたもので基本的にで十分。
また、何も3つフルセットでなくてもいいので、耐震R住宅なんて言うパターンも作ってあげればいいだろう。
新耐震(1981年6月以降着工)であれば、すべて耐震R住宅だ。
少し、要件をシンプルにする、消費者に情報を絞って提供するという工夫をしたほうがいいだろう。
何が安心なのかということが、伝われないネーミングでは流行しない。
Yahoo!より、
新築か?中古か? 「安心R住宅」マークで適正な中古住宅が探しやすくなる!?
8/7(火) 19:30配信 ファイナンシャルフィールド
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00010007-ffield-life
記事より、
・2018年4月から中古住宅の流通促進に向けて、新たに「安心R住宅」制度が開始されました。この制度は、一般の消費者が抱いている中古住宅に対する「不安」「汚い」「わからない」というマイナスイメージを払拭することによって、消費者心理の改善につなげていこうという目的で創設
・「安心R住宅」のロゴマークを使用するには、「専任媒介契約を締結し、売主の承諾を得る」という記載があります。つまり、「安心R住宅」のロゴマークを使用するためには、1社との契約に限られる
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