南牧村においては、このうちの1本である、成長戦略の取り組みはある。
そして地方創生の取り組みにも当然、南牧村は取り組んでいる。
しかし、成果は上がっていないようなので、すぐに総務省は補助金などの支援を廃止するのが正解だ。
参考)南牧村まち・ひと・しごと創生総合戦略
http://www.nanmoku.ne.jp/modules/profile/index.php?content_id=44
28年3月に策定されている。
この計画においては、
・出生者数は3,4人/年
・近年の田舎暮らしブームの影響もあり、毎年 30〜40 人の転入者はあるものの、これをはるかに上回る転出者数<<80人前後>>・・・
ということで、これが大きな問題。
・ 将来人口推計については、国立社会保障・人口問題研究所推計準拠による推計及び村独自推計とも、平成 52(2040)年の人口は約 700 人程度であり、人口増加は非常に困難な状況・・・
ということ。
また、歳入を見て見てると、
平成 26 年度は約 20 億 9,200 万円となっている。
内訳をみると、依存財源(地方交付税・ 国県支出金等)が占める割有が非常に高く自主財源(村税等)が乏しい・・・
ということなのだ。
そして、
各種施策に取り組むという。
具体施策には、
(1)地域コミュニティの活性化
(具体的事業)
・地域おこし協力隊の設置
と「地域おこし協力隊」が盛り込まれているのだ。
そして、KPIは地域おこし協力隊を5人設置することとされている。
総務省の地域おこし協力隊の派遣は、アベノミクスの3本の矢の1本。
参考)まち・ひと・しごと創生総合戦略における総務省の主な施策(参考資料)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000332450.pdf
ここでは、
U-(1) 「地域おこし協力隊」と「田舎で働き隊」の統合拡充
として、
「地域おこし協力隊」と「田舎で働き隊」については、「地域おこし協力隊」の名称に統一し、募集情報の一元化、合同募集説明会等の開催、合同研修の実施、隊員間の交流促進など、一体的な運用を実施。
といったものが紹介されている。
Yahoo!より、
焦点:消滅可能性日本一の村、自民安泰 「3本の矢は1本も届かず」
10/17(火) 18:46配信 ロイター
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000063-reut-asia
記事より、
群馬県南牧村・・・現在では2000人を切っている。
長谷川最定村長・・・
安倍晋三首相が雇用を改善させ株価を上昇させたと胸を張るアベノミクスの果実は、村には全く届いていないという。
「3本の矢だと言うが、村中見回しても1本も届いていない。1000本くらい撃ってもらわないとだめなのではないか」と言う・・・
ということだ。
記事には、
村に移住してきた若者もいる。田中陽可氏(26)は、総務省のプロジェクト「地域おこし協力隊」として2年半前に南牧村に移住し、山間地の農地を借りて自然農法でナスやサトイモなどの野菜を作っている。「自然農法を広めることで、世界から飢餓をなくす」ことが夢だ。
東京で生まれ育ち、アメリカの大学に進学した。村の人たちからは親切にされ、ここの生活には満足しているという。・・・
といことで、確か3本の矢の一つだと思うが、総務省のプロジェクトは村中見渡しても1本も届いていないとしか言えない代物のようだ。
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