2009年01月07日
「ものづくり」を考える
昨日NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」はへら絞り職人の松井さんという方でした。私も別の会社ですが、へら絞りで製品を作ってもらうことになり、ちょっとだけ職人技を見せてもらったがあります。この番組では以前、板金をたたいて新幹線の先端のドームを作る職人さんも取り上げていましたけど、まだまだ人間の技でないと作れないものもあることには素直にすごいと思います。それが精密さを要求されるものなのでなおです。
日本のパワーは製造業にあるといって過言ではないと思いますし、品質は中国や他の新興国よりも優れていると思います。でも、その製品や職人の技量が正しく評価されてきたとは思えません。
というか、人件費の安い国と同じ品物で勝負したら勝ち目はないのですから、いかに付加価値を高めるかということや、個々の要素技術を結びつけることが大事ではないでしょうか?
日本は物を作る職人さんはいるのですが(ハードウェア)、作ったものや技術を生かす(ソフトウェア)のが不得手なように思います。
後継者についても個々の会社で対応するのではなく、製造業界全体で考える時期にきていると感じています。
私はあるロボコンのお手伝いをしているのですが、参加している学生さんのうち何人が、将来この道を選んでくれるだろうかということをいつも思っています。魅力があり、間口が広くなければ他業種ばかりか国外へ出て行ってしまうでしょう。
実際ヤマハの人に聞いたのですが、アメリカズカップというヨットレースに日本が参加を断念した後、ヨットの設計をするため欧米に渡った若い優秀な技術者がいたということです。
昨日の番組を見ながらそんなことを考えていました。
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日本のパワーは製造業にあるといって過言ではないと思いますし、品質は中国や他の新興国よりも優れていると思います。でも、その製品や職人の技量が正しく評価されてきたとは思えません。
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