2012年06月09日
コンピューターは将棋の夢をみるか
遅まきながら米長邦雄著「われ敗れたり」を読みました。本書は今年1月米長永世棋聖と、コンピューター将棋ソフト「ボンクラーズ」とが対戦した「電王戦」の顛末を記したものです。この対局はニコ動で生中継されたのでご存じの方も多いと思いますが、中盤までは優勢だった米長永世棋聖が痛恨の一手で逆転負けを喫してしまいました。
あらためて最近のコンピューター技術の進歩に驚かされます、同じ富士通のスーパーコンピュータ「京」だったらどう指すのでしょうか。すでにチェスの世界ではIBMのディープ・ブルーが1997年5月に人間を破っていますが、将棋はチェスよりも複雑なゲームなので、現役のタイトルホルダーをいつどんなスペックのコンピューターが打ち負かすことができるのか、興味があります。
ただ、そうなったとしても将棋の価値がなくなるわけではなく、人とコンピューターが競い合いながらより高い次元を目指して欲しいと本書を読んで強く感じました。自動車が発達しても、マラソンや駅伝が人に感銘を与えるのと同じです。
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あらためて最近のコンピューター技術の進歩に驚かされます、同じ富士通のスーパーコンピュータ「京」だったらどう指すのでしょうか。すでにチェスの世界ではIBMのディープ・ブルーが1997年5月に人間を破っていますが、将棋はチェスよりも複雑なゲームなので、現役のタイトルホルダーをいつどんなスペックのコンピューターが打ち負かすことができるのか、興味があります。
ただ、そうなったとしても将棋の価値がなくなるわけではなく、人とコンピューターが競い合いながらより高い次元を目指して欲しいと本書を読んで強く感じました。自動車が発達しても、マラソンや駅伝が人に感銘を与えるのと同じです。
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