さて、本命ポイントに移動しました。
ここは約1年振りに訪れた場所になりますが、やはり先ほどのポイント同様渇水気味です。
そんな中でも、昨年推定80cmオーバーのイトウがバイトし、64cmのイトウをキャッチした
流れ込みポイントは深みとオーバーハングが重なっており、渇水状態でも釣れる雰囲気です。
例によって誰もいないポイントで早速実釣開始です!
タックルは
・ロッド:カーディフ64ULB
・リール:カルカッタコンクエスト200DC(ライン12LB)
とし、対大物仕様としました。
ルアーは相変わらずクルセイダーブルピンヤマメ4gです。
第一投。昨年のヒットポイントである、手前の柳の木のオーバーハング下を川の中心部から
引っ張ってきます。
ここだ!と思うところを流してきますが・・・
ノーバイト。
第二投は対岸の倒木横に着水させ、ストラクチャーを攻めて行きます。しかしここでも反応なし。
その後も流れ込み、ボサ回り、シェードと丹念に攻めますが、イトウが出てくる気配はありません。
どうやら、昨年とは状況が違うようです。
昨年は今日よりも10日遅く、かつ気温も低かったです。しかし、今年は10日早い上に、暖かい。
今日も20度くらいはあります。
タフなコンディションではありますが、ネイティブイトウを求めて、ランガンしていきます。
最初のポイントから所々現れるオーバーハングと深みを見つけては、
キャストを続けていきます。
ところが全く反応がない。
昨年はこのような狭いポイントでもイトウのチェイスがありました。
いれば喰ってくるはずですが、どうやら私がここまで来ているポイントにはイトウは
いないようです。やはり、水が少ないせいか、流れもあまりなく、まだ過ごしにくい場所で
あると思われました。
500m程釣り下ると、橋の下にやってきました。
ここは一部コンクリートで護岸され、浅い部分はありますが、半分以上は深みが続きます。
そして対岸には柳のオーバーハング。流れも先ほどまでのポイントよりはあります。
昼時で暑くもあったので、しばらくこの橋の下で体力回復もかねて、シェードを狙います。
ここではルアーを変えてみました。ブルピンヤマメからグリーンチャートへ変更です。
サイズは4gのままです。
初めは水草回りを狙いますが、反応なし。次に橋桁回りをチェックしますが、ここでも
ノーバイト。その後柳回りを攻めていくと、オーバーハングから少しルアーを引いた時
「ゴン!」
とバイトがありました!イトウです。
しかしながら40cm弱と小さいので、引っ張り上げると陸に飛んできてしまいました。
そのまま陸で写真をパチリ。すぐにリリースしました。
その後もしばらく同じオーバーハングを狙っていきますが、追加はありませんでした。
そして場所を変え、さらに上流へ向かってみました。そこでは、まだアキアジやカラフトマスが
遡上しており、イトウはいなそうな雰囲気です。
遡上魚がいないところを狙いますが、イトウは出ません。チビヤマメか、アメマスのみ。
結局その2での本命ポイントでは、小型イトウとアメマスで終了となりました。
2018年の大型遠征はこれで終了です。
今回の遠征では、秋が深まらないとイトウはまだ本格的には釣れないということが、よく分かり
ました。
やはり低水温を好む魚なので、水温が高いうちはどこか快適なところへ行っているのでしょうね。
まだ、私はその場所がどこかはわかりませんので探していきますが、次回はもう少し気温が
下がった秋に再度チャレンジしてみたいと思います。と言っても「また来年。」ですね。
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