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2016年05月11日
オシドリ5円のD欄分室名入り櫛型印
オシドリ5円切手は1955年(昭和30年)9月1日に発行されました。1966年郵便料金値上げまで、ハガキ額面料金用に使用されました。約10年の使用期間のため様々な消印が存在します。局名タテ書きローラー印、県名カタカナローラー印、欧文櫛型印、欧文機械印、鉄道郵便印、日立式機械印などバラエティが多く、定常変種も多いのが特徴です。今回の消印は、D欄分室名入り櫛型印、磯子局金沢分室印です。
(局の変遷)
・1946年6月1日〜1968年11月23日=磯子郵便局 金沢分室
・1968年11月25日〜2007年9月30日=横浜金沢郵便局
・2007年10年1日〜=横浜金沢郵便局(ゆうちょ銀行化)
(局の変遷)
・1946年6月1日〜1968年11月23日=磯子郵便局 金沢分室
・1968年11月25日〜2007年9月30日=横浜金沢郵便局
・2007年10年1日〜=横浜金沢郵便局(ゆうちょ銀行化)
2016年05月10日
旧ヤマドリ80円の「YOKOHAMA局」欧文櫛型印
旧ヤマドリ80円は1965年(昭和40年)12月1日に発行されました。発行目的ですが、定形の書留や配達証明などの重量便加貼、外信書状用だと思われます。次の新ヤマドリが1971年発行ですので約6年間の使用期間になります。この切手の発行年1965年の消印は稀少です。今回のYOKOHAMA局の欧文櫛型印ですが、この切手ですと別納原符票での消印と推測されます。
2016年05月09日
国体記念切手の年賀和文機械印
昭和50年代の記念切手でハガキ額面の物はほとんどが国体記念切手でした。1979年からふみの日が入りました。従って、年賀ハガキ用に使用された記念切手の多くが国体記念切手になってしまった訳です。今回の消印は1984年の国体記念切手、昭和61年市川局の年賀機械印です。
2016年05月08日
迦陵頻伽120円赤の県名カタカナローラー印
前回に引き続いての「迦陵頻伽120円赤」切手の消印です。消印収集の難しい切手ですが、県名カタカナローラー印は昭和40年代の東北郵政管内のものは少なからず存在します。しかし、数は少なく稀少なアイテムです。今回の消印は、イワテ宮守局印です。
2016年05月07日
迦陵頻伽120円赤の青色和文ローラー印
迦陵頻伽120円赤は1966年12月20日に発行されました。迦陵頻伽紫を引き継ぎ形ですが、これという使用用途のない切手であり初期の使用例、特に1966年は大変稀少です。1972年2月に書留書状料金が120円になり使用されるようになりましたが、4月10日に迦陵頻伽灰が発行されたために、使用済みが少ないのです。使用済みのコレクションが難しい切手ではありますが、県名カタカナローラー印は少ないですが存在します。ただし鉄道郵便印は難しいと思われます。今回の消印はエラー印、青色の和文ローラー印です。
2016年05月06日
1965年切手趣味週間の昭和40年C欄24時間表示櫛型印
櫛型印のC欄表示が午前午後から24時間表示に切り替わったのが、告示上では昭和40年5月1日となっています。過去の郵便趣味誌などの資料を見ますと、確認されている最古の例が1965年の国土緑化切手のハト入り櫛型印となっています、昭和40年5月9日です。私が今まで見た消印では昭和40年後半の9月以降のものばかりですので、上半期あるいは9〜10月のものは稀少ではないでしょうか。また、切り替えは一斉ではなかったようですので、昭和40年のC欄24時間表示櫛型印は稀少なアイテムです。今回は切手趣味週間、記念切手への昭和40年12月30日、芝局印です。
2016年05月05日
旧マリモ55円の県名カタカナローラー印(オオサカ)
第2次動植物国宝切手でも消印収集の難しい切手のひとつが「旧マリモ55円」になります。1952年(昭和27年)5月15日に発行されました、発行目的ですが2地帯書状10gまでの対応額面と思われます。エンタイヤは欧文印や配達証明や特別送達などでの使用例も見かけると思いますが、消印として稀少なのは今回の県名カタカナローラー印やタテ書きローラー印です、タテ書きローラー印は別納での府中局などのブロックがあります。昭和30年代の関西郵政管内でのカタカナローラー印は稀少ではありますが、オークションなどでも見かけるアイテムです。オオサカ石橋局印です。
(局の変遷)
・1930年7月11日〜1994年11月20日=石橋郵便局
・1994年11月21日〜=池田石橋郵便局
(下記のブログでも旧マリモのカタカナローラー印をご紹介しています)
(局の変遷)
・1930年7月11日〜1994年11月20日=石橋郵便局
・1994年11月21日〜=池田石橋郵便局
(下記のブログでも旧マリモのカタカナローラー印をご紹介しています)
2016年05月04日
1968年切手趣味週間「舞妓林泉」の発行3日後和文機械印
1968年(昭和43年)4月20日に切手趣味週間「舞妓林泉」が発行されました。今回の消印は4月23日ですので発行後3日後での初期使用印、東住吉局印になります。昭和43年当時は、まだ切手ブームだったと思われますので、多くの方がシートで購入し未使用を保管するという収集方法でした。未使用品で集めて価値が上がるという投機的な意味合いもあったようです。この切手の発行枚数は3000万枚、現在発行されている枚数よりも多いという数字です。いかに切手収集が流行っていたのかがわかります。
2016年05月03日
文化人切手「西周」の発行翌月櫛型印
文化人切手は昭和24年から27年まで18人発行されました。発行枚数が4回目までが各3000万枚、その後は各1000万枚でしす。西周は1952年(昭和27年)1月31日A発行されましたが、昭和26年11月1日から書状料金が10円に値上げされ、その直後に発行された「西周」が盛んに使用されました。従って、西周の未使用品が極端に金額が高くなっています。文化人切手は当時発行の記念切手の中で発行枚数が多いために(当時の記念切手の発行枚数は300万枚や500万枚)、使用済みは結構存在します。特にこの西周は多いということになります。消印は発行翌月、昭和27年2月22日、上野局の櫛型印です。
2016年05月02日
やつ橋蒔絵500円の分室局和文ローラー印
やつ橋蒔絵は1955年(昭和30年)3月15日に発行されました。当時500円と言いますと書状が10円でしたので、現在の金額で4000円という超高額な切手になります。使用目的は当時該当するような金額が見当たりませんでしたので、別納用だったのでしょうか。私自身もわかりません。高額だったために100円の鵜飼同様に偽造防止の凹版印刷になっています。今回は昭和42年の札幌中央局丸井内分室印、後期使用印です。