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2016年06月30日
新アキタ犬2円の発行月元号入り和欧文機械印
新アキタ犬2円は1989年(平成元年)4月1日に消費税3%導入に伴う、書状料金62円への加貼用として発行されました。2円切手と言えば、旧アキタ犬2円は1953年(昭和28年)8月発行以来、実に46年間に渡って増刷されて使用されてきました。唯一国名表示のない切手だったために改色して発行になったようです。今回の消印は1989年4月17日、発行月印になります。
2016年06月29日
テッポウユリ20円の発行月唐草和文機械印
テッポウユリ20円は1982年(昭和57年)7月5日に発行されました、10円フクジュソウ切手と同じ日の発行ですが、あくまで補助額面の切手のようです。ですから、発行直後にこれといった使用目的はありませんので、今回の発行月印は結構レアなのかもしれません。おそらく他の切手と一緒に封書定型かハガキで使用されたものだと推測されます。
2016年06月28日
カブトムシ12円貼りの心身障害者第三種封書
今回は先日入手したオークションからのエンタイヤです。オークションで入手しました「エンタイヤキロボックス」に入っていたものなのですが、どうやら切手収集家のご家族が何らかの事情で出された品のようです。その中に入っておりました、カブトムシ12円貼りの第三種郵便ですが、裏面を見ますとどうやら心身障害者団体の第三種のようです。消印が昭和55年ですが日専やインターネットで調べても金額がわからず、しかし現在でもこのような第三種郵便は相当に安い郵便料金のようです。
2016年06月27日
1952年国体記念切手の発行翌月櫛型印
1952年当時の記念切手の発行枚数は300万枚程度です。現在の10分の一程度です。しかも使用せず未使用のまま保管するというコレクションスタイルが多かったのです。今回の国体記念切手は各200万枚の発行です。60年前と現在の郵便状況はかなり異なりますが、少ない枚数の使用済みで状態の良いものは稀少です。消印は胆振安平局、発行翌月の消印です。胆振とは北海道の旧国名のひとつです。
(北海道の旧国名)
北見、手塩、石狩、後志(しりべし)、胆振(いぶり)、日高、十勝、釧路、根室、千島、渡島
(北海道の旧国名)
北見、手塩、石狩、後志(しりべし)、胆振(いぶり)、日高、十勝、釧路、根室、千島、渡島
2016年06月26日
平成切手オシドリ50円のゴム式丸型印
オークションや切手即売誌などには様々なエラー印が出品販売されています。今回の消印もその中で入手したものですが、書体を見ますとどうやら「印刷式為替印」を流用したエラー印のようです。C欄の為替番号のみ差し替えたのか、あるいは逆なのかはわかりません。
2016年06月25日
ソメイヨシノ10円の昭和40年9月C欄24時間表示櫛型印
櫛型印のC欄表示が午前午後から24時間表示に切り替わったのが、告示上では昭和40年5月1日となっています。過去の郵便趣味誌などの資料を調べますと、確認されている最古の例が1965年の国土緑化切手のハト入り櫛型印となっており、その消印は昭和40年5月9日です。私が今まで見た消印では昭和40年後半の9月以降のものばかりですので、上半期あるいは9〜10月のものは稀少ではないでしょうか。今回の消印はソメイヨシノ10円の昭和40年9月の消印、松山局印です。私のコレクションの中で一番初期のものです。
2016年06月24日
尾長鶏5円(銭位)の県名カタカナローラー印
尾長鶏5円(銭位)は1951年(昭和26年)12月25日に濃色が発行されました、ハガキ額面料金の切手です。1952年の薄い色の尾長鶏が発行されています。今回の消印切手はどうやら濃色のようです、昭和28年のオオサカ東住吉局の県名カタカナローラー印です。この局印は多数見かけますが、田型やペアなどもあり別納印のようです。
2016年06月23日
郵便書簡キジ50円の通信事務文字入り機械印
今回も先日入手したオークションからのエンタイヤです。オークションで入手しました「エンタイヤキロボックス」に入っていたものなのですが、どうやら切手収集家のご家族が何らかの事情で出された品のようです。ですので、収集家がご自分で作られたであろう消印類がありました。今後ブログでも紹介いたします。
今回のエンタイヤは、1976年発行の郵便書簡(ミニレター)への、郵便事務の文字入り機械印です。おそらく和文機械印の波線部と通信事務を組み合わせたものであると推測されます。6月13日のブログでも外信ハガキに同じような消印が押印された物を紹介しましたが、今回の消印は波部と標語の間に「通信事務」の文字が入ったものです。どうしてこのような消印が押されたのかはまったくわかりません。
今回のエンタイヤは、1976年発行の郵便書簡(ミニレター)への、郵便事務の文字入り機械印です。おそらく和文機械印の波線部と通信事務を組み合わせたものであると推測されます。6月13日のブログでも外信ハガキに同じような消印が押印された物を紹介しましたが、今回の消印は波部と標語の間に「通信事務」の文字が入ったものです。どうしてこのような消印が押されたのかはまったくわかりません。
2016年06月22日
昭和49年のトビ色エラー櫛型印
消印には様々なエラー印と呼ばれるものがあります。通常の使用ではない偶然起きた物もありますし、故意ではないのかと疑わしきものもあります。その中で色違いのエラーは偶発的に起きうるエラー印です。青色や紫色の和文ローラー印、今回のようなトビ色の櫛型印です。押印の際にインクを取り間違えた消印です。昭和49年の愛知五十鈴局印です。
2016年06月21日
中尊寺金色堂30円のトビ色選挙機械印
ハガキ料金が30円の時代がありました、1981年(昭和56年)1月20日から3月31日までの約70日間です。従って、その時期に30円切手の貼られた選挙ハガキは稀少なアイテムになります。通常であれば、ツバキ30円切手の選挙印は稀少です。今回は30円の中尊寺金色堂の選挙機械印の選挙部ですが、ツバキの変わりに使用された可能性が高いです。私もあまり見たことはありません。