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2021年01月14日
五重塔航空(円位)25円の分室局和文ローラー印(名古屋中央局名古屋駅内分室)
今回の消印はヤフオクで入手しました昭和40年代のキロボックスより出てきた分室印です。五重塔航空切手(円位)は1952年から1962年にかけて銭位を引き継いで発行されました。発行目的は国内航空便用ですが、国内航空郵便は1953年7月に廃止されており、動植物国宝同様に普通切手の代用として使用されました。25円は速達加貼り額面でもあり30円同様に多く使用されています。消印は名古屋中央局名古屋駅内分室の和文ローラー印です。
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月14日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日〜=名古屋柳橋郵便局
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月14日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日〜=名古屋柳橋郵便局
2020年03月09日
五重塔航空(円位)20円の分室局櫛型印(大阪中央局大阪駅内分室)
五重塔航空(円位)切手は国内航空便用として発行されましたが、昭和28年7月5日に速達郵便と統合され廃止されたため実際にはほとんどは普通切手と同様に使用されました。20円は昭和27年8月11日発行で昭和透かし無しと銭位を引き継いで発行されましたが、1年4か月後には金色堂20円が発行されたため発行枚数が少ない切手となっています。銭位からの切り替えに時間がかかり昭和27年の使用印は多くはありません。消印は大阪中央局大阪駅内分室の櫛型印です。
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1969年6月9日(1978年10月1日廃止)
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1969年6月9日(1978年10月1日廃止)
2019年10月07日
大仏航空80円の分室局櫛型印(神戸中央局国際ビル内分室)
今回の消印は前回と同じ神戸中央局国際ビル内分室の櫛型印です。台切手は大仏航空80円で、第5地帯(アフリカの大部分)宛の航空印刷物用としての発行ですが、使用例としては極めて少ない料金です。発行当時は立山航空80円がまだ流通しておりこの切手の発行目的としては疑問が残ります。外信では1961年から1966年までアメリカを含む第2地帯宛航空書状用に、国内では同時期に書留速達書状用に使用され消化されました。消印は昭和40年のためおそらく書留速達用に使用されたのではないでしょうか。
2019年07月28日
立山航空(円位)125円の分室局櫛型印(阿倍野局阿倍野橋分室)
今回の消印は航空切手です。私は以前、航空切手を収集しておりましたがほとんど処分してしまい、カタカナローラー印や局名縦書きローラー印などを残すだけとなりました。入手するには高額だと言うことと収集家が決して多くはなくオークションでもあまり出品されず、収集しにくいと感じたからです。今では興味のある消印だけ集めていますが、今回の立山航空(円位)125円は阿倍野局阿倍野橋分室の櫛型印、満月印で比較的ルックスも良いと思います。本来は第4地帯(ヨーロッパなど)への航空書状用に発行された切手ですが、このような端数の切手の使用済みは少ないようです。125円は当時としては高額で特殊料金としては難しく、欧文印がないために櫛型印を押印したのかもしれません。
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
2017年08月04日
大仏航空70円3連の分室局和文ローラー印
今回の消印は分室局の和文ローラー印です、阿倍野局阿部野橋分室印。この局の和文ローラー印は普通切手や航空切手の田型やペアなどに多く見かけます。場所柄、企業の別納に使用されたものが多く存在しています。私個人もこの局の別納と思われる消印を複数保有しています。
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
2017年08月01日
大仏航空70円の分室局櫛型印その2
6月22日のブログでも紹介しました、東京中央局日活ビル内分室の櫛型印ですが今回の物は満月印ではありません。この局は日比谷にあったために、書留などの企業発送の特殊郵便が多いので櫛型印などが多く存在すると推測されます。日活という名前は日本の映画産業が華やかな頃を彷彿とさせてくれます。
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
2017年07月29日
五重塔航空銭位30円の分室局櫛型印
五重塔航空銭位30円は1951年10月25日に再開された国内航空便用として発行された切手のひとつ。しかし1〜2年後に円位が発行されたために使用期間が短く、使用枚数も少ないために消印も多くはありません。その中では30円銭位は消印収集が容易な切手です。速達ハガキ単貼に多く使用されたために櫛型印が多く存在しています。今回の消印は昭和27年の分室局印、大阪中央局大阪駅内分室印です。
2017年07月26日
大仏航空70円のD欄県名入り櫛型印
大仏航空70円は1953年8月15日の発行日から1959年3月31日まで、アメリカを含む第3地帯宛の航空書状用額面として使用されました。5年半の使用期間でもあり欧文印は大量に存在しています。国内では発行日より1961年5月31日までは書留速達書状料金に該当するために櫛型印が多く存在します。今回の消印もそのひとつなのでしょうか。昭和32年のD欄「兵庫」入りの神戸川崎造船所構内局印です。この局の和文ローラーには確か、県名カタカナローラー印があると思います。
(局の変遷)
・1939年12月16日〜1945年9月5日=神戸川崎造船所構内郵便局
・1945年9月6日〜1945年12月31日=神戸楠工場内郵便局
・1946年1月1日〜1964年3月31日=神戸川崎造船所構内郵便局
・1964年4月1日〜2012年8月9日=神戸川崎重工内郵便局
(局の変遷)
・1939年12月16日〜1945年9月5日=神戸川崎造船所構内郵便局
・1945年9月6日〜1945年12月31日=神戸楠工場内郵便局
・1946年1月1日〜1964年3月31日=神戸川崎造船所構内郵便局
・1964年4月1日〜2012年8月9日=神戸川崎重工内郵便局
2017年07月23日
五重塔航空円位25円の県名カタカナローラー印
2017年07月20日
立山航空円位160円の昭和40年和文ローラー印
立山航空円位160円は航空切手の中でも消印収集の難しい切手です。本来の発行目的は第5地帯(アフリカなど)宛の航空書状・ハガキですが、如何せんアフリカ宛の航空便は当時では少なく適正使用はかなり難しいアイテムになります。むしろ、この切手は国内用の小包や別納に多く使用されました。今回の昭和40年の麻布局の和文ローラー印ですが、時々見かけますので別納ではないでしょうか。