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2016年04月29日
1956年切手趣味週間「市川蝦蔵」の櫛型印
切手趣味週間でも「ビードロを吹く娘」とこの「市川蝦蔵」当たりまでは、切手に迫力があります。発行枚数も当時としては大目の550万枚ですが、印刷や大きさから見ても美しい切手です。今のように積極的に記念切手が使用されず、未使用切手をシート単位で保管してコレクションする時代ですので、この切手趣味週間の使用済みで消印判読が満月に近く押印されているものは稀少です。発行翌年の神奈川県湯河原局印です。
新タンチョウヅル100円の県名カタカナローラー印
新タンチョウヅル100円は1968年(昭和43年)8月1日に、旧タンチョウヅルを引き継ぎ形で発行されました。100円という額面自体が単貼で対応できる郵便物がなく、主に高額額面の郵便物などの加貼用として使用されました。1981年の銀鶴が発行されるまで約12年間使用されましたので、消印も豊富です。今回の県名カタカナローラー印ですが、東北郵政管内で昭和44年まで使用されましたので、動植物国宝1967年シリーズのこの切手での押印可能期間が約1年4ヶ月です。そういう点では県名カタカナローラー印は稀少なアイテムになります。イワテ山田局印です。