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2016年04月18日
産業図案「電気炉」100円の欧文櫛型印
産業巣案切手はそれまで統一性の欠けていた普通切手を、1948年7月10日の郵便料金値上げとともに各種の新料金用に適応する額面で1948年から1949年にかけて発行されました。印刷は凹版と凸版のみになり、偽造防止で昭和すかし入りになっています。電気炉100円は1949年(昭和24年)10月15日に発行されました。発行目的は主に外信航空用だと思われます。当時の書状料金は5円、当時の100円は現在では1500円位に相当します。欧文櫛型印ですが材質は金属製ですので、どうしてもゴム印のように陰影がはっきりと印字されないものが多いようです。消印は1951年4月12日、東京中央局印です。