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2015年02月17日

ドローイングペンまでの道のり

ドローイングペンまでの道のり

シャープペンで描いた上からドローイングペンで清書しているが、はじめは筆墨で清書しようと考えた。しかし、細密描画で骨書きをしたことがなくちょっと自信がない。

骨書きができるようになってから下絵を描がこうと考えていたら下絵がいつ完成するかわからない。

下絵から本絵に移るまでに骨書きの訓練をしないといけないが、下絵が本当に完成するのかさえ不確定なのだから、まず下絵を作成するために幾つかの方法を模索した。
面相筆と筆ペン

_DSC4271.jpg
(細筆と墨汁と筆ペン)

筆墨による骨書きに自信がないとはいえ試してみないとどの程度描けるかはわからない。

手元にある面相筆や細い筆で描いてみたが安定した運筆には程遠い。太さを調節できてるとはいえない・・・波打ったりするし・・・

頭で描きたい像と実際に描ける像との距離が遠いと描くことが苦痛になってくる。

ここでウデが悪いのを墨汁のせいにして幾つか試してみた。

始めに使った墨汁は百均の『書道液』。次に瓶に直接筆先を入れられるので洗い物がなく楽だという理由で『ペン習字用 開明墨汁』『KAIMEI まんが墨汁』。そして、トレーシングペーパーとの相性を考えて『カイメイ ドローイングゾルーK 製図墨汁』(ケント紙・トレーシングペーパー用)を使ってみた。

EPSON011-Edit.jpg
(金剛界 理趣会 慢金剛菩薩と筆墨描き)

まあウデの問題なので、基本的に結果は同じだったが、墨汁の種類によって描きやすさや乾燥時間、滲みやすさや色の濃さなど少しづつ性質が違うように感じた。筆と合わせて墨の使い方にも慣れや訓練が必要だと痛感した。

筆ペンは筆と墨汁の組み合わせに頭を使わないし、筆につける墨汁の量などを考えなくていいので楽だと思い、試しに描いてみたが結果は惨憺たるものだった。墨の量を調節できないということはそれだけ自由度が低くなるということだ。

筆や墨の違いで描ける自由度がこれほど違うとなると筆や墨の種類をもっと試してみないことには本絵の段階で自分の望む線が描けるのかどうかさえ不安になってくる。

行く先に筆墨沼が見え隠れする。

ただ精進あるのみ
ガラスペン

_DSC4267.jpg
(ガラスペン)

骨書きで難しいのは鉄線描といわれる線幅をほとんど変えずに描く方法なので、筆よりももっとシンプルな筆記具の方が描きやすいのではないかと考え、ガラスペンと竹ペンを物色してみた。

両方とも墨が使用でき、ガラスペンは安定して細い線が描けると思い、また、竹ペンはペン先を自分で加工して線の太さを調節できるものと妄想した。

ガラスペンは佐瀬工業所 の『竹軸セット ガラスペン』で細字、中字、太字の3種類のガラスペンがセットになっている。

ガラスペンは思ったよりインク吐出量の調整が難しく一定幅の線を描くのは簡単ではない。

ペン先へ伸びる数本の溝にインクを保持し先端から少しずつインクを出すわけだが、溝の開口部分の幅が微妙に異なり持ち方によって線幅が少しずつ違ってしまう。

EPSON010-Edit.jpg
(金剛界 理趣会 触金剛菩薩とガラスペン描き)

特に細字用のペン先の引っ掛かりが強く、紙を切ってしまうのではないかと心配になる。これが『竹軸セット』のペン先の性質であるのか一般的なガラスペンの性質によるものなのかがわからなかったので、もう1種類ペン全体がガラスでできたガラスペンを選んでみた。

こちらはそれほど引っ掛かりはなくスムーズに描けたが、溝の開口部分の幅の違いによる線幅の差はさらに大きく、思ったより難しいものだなと感じた。

精度の高い製品であれば強い引っ掛かりもなく、インク吐出量も一定の製品があるのかもしれないが、それを見つけ出すために何種類くらい試せばいいか全く見当がつかない。

しかしこれは何か面白い使い方ができる可能性を感じさせる筆記具だ。
竹ペン

_DSC4276.jpg
(竹ペン)

竹ペンはホルベインの各種『竹ペン(KP-1, KP-2, KP-6, KP-7, KP-12)』と安価で気軽に先端加工が試せるゆめ画材の『竹ペン 10本入』を試用してみた。

描き始めは墨汁がドバッとでるので調整描きの必要があり、描いた感触は柔らかいような固いような不思議な感覚だ。6種類ほどの竹ペンを試用したが、見た目の多彩さに関係なく、基本的には同様の線が引かれる。
EPSON012-Edit.jpg
(金剛界 理趣会 慾金剛菩薩と竹ペン描き)

とにかく墨汁の保持能力が低く、すぐに描けなくなる。ドバッと出てすぐに描けなくなるを繰り返しながら描いていると集中できずフラストレーションが溜まる。線幅をコントロールできてるとは言えない。

一方、骨書きに使うという目的から離れて見た場合、その線は素朴で滋味溢れる自然な味わいをもっている。

独特の書き味と線の味わい深さから、もっと墨汁保持能力を高めることができれば面白い筆記具になると思う。
つけペン

_DSC4270.jpg
(つけペン)

漫画家さんやイラストレーターの方などはつけペンで絵を描いていらっしゃるので、『つけペン』で下絵を描くことに・・・なんでもっと早く気がつかなかったんだろう?

まず、描いた第一感想は「細く硬い」だ。カリカリと引っ掻くようにして大変細い線を描いていく。トレーシングペーパーを通して机に溝を刻んでいる感覚といったらいいだろうか。

漫画などを書くときは厚手で滑らかな紙面を特徴とするケント紙などを使うと聞いたことがある。

そのような種類の紙ならもう少し気持ち良く描けるとおもうが、トレーシングペーパーに描いていると疲れる。まあ慣れの問題だろうけど。

EPSON013-Edit.jpg
(金剛界 理趣会 金剛焼香菩薩とつけペン描き)

とにかく線が細い。5種類(サジペン、日本字ペン、Gペン、スクールペン、丸ペン)のペン先を試用したが、どれも比較的細い線が引かれる。Gペンだけは線を引く方向によって太い線や細い線がひけるが、それでもまだ細い印象。

小さく細かい図像を描くのには向いていると思う。細密画など描いたら面白いだろう。

もっとタッチが柔らかく滑らかな書き心地のつけペンがあれば・・・太字の万年筆などは柔らかい書き心地のものもあるので、墨汁をインクとして使うことのできる万年筆があれば・・・もしくは万年筆のペン先を付けペンの代わりに使って描けば・・・と考え出したらキリがない。
総評

以上4種類を試用して、最も骨書きに適していると感じたのはガラスペンだった。

筆墨は太い細いを自在に操ることができれば無敵の筆記具だろう。ただし使いこなす技量をもっていればである。

ガラスペンは比較的固めの書き味で、他の3種類に比べると一定の線幅を描きやすい。

竹ペンは線が太く、墨汁の保持がわるいので何度も墨汁をつけなければならず線が途切れる。

つけペンは線が細く、細かい部分を描くのに向いているが大きく描くのには線が心細い。

他にもっと使いやすいペンがあるのかもしれないといろいろと調べているうちに漫画家さんやイラストレーターさんがつけペンだけでなくドローイングペン、特に『コピックマルチライナー』を使っていることがわかった。

それでこのあとドローイングペンをいろいろと試用するようになるのだけれど、それはまた今度

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ



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タグ:下絵道具
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