2013年11月17日
いじめられないテクニックpart2
いじめられない技術の続きです
○いじめる人の自己効力感と結果予測
いじめ・いじる行動でいえば、
・他者を非難することができるか(自己効力感)、
・非難すると反撃されるんじゃないか(結果予測)
いじめたりいじることに対する自己効力感が高ければ、 また結果予測がポジティブなものであれば、いじめたり・いじったりする可能性が高くなります。
例えば、言い負かすことができるだろうし(自己効力感高い)、言い負かしたら
みんな一目置くだろう(結果予測ポジティブ)と考える傾向があれば、攻撃的に。
○いじめっ子A
自己効力感(自分はいじめられっこよりガタイが良いので上手くいじめることができるだろう)
結果予測(自分がいじめればみんな自分に逆らわなくなるだろう)
いじめっ子Aは、自己効力感も高く、結果予測もポジティブなので
いじめる行動が生じると考えられます。
○ いじめっ子B
自己効力感(自分は友達が多いのでいじめることができるだろう)
結果予測(いじめられっ子をいじめるとみんな面白がってくれるだろう)
いじめっ子Bは、自己効力感も高く、結果予測もポジティブなので
いじめる行動が生じると考えられます。
○ いじってばかりのC君
自己効力感(こいつは口下手だから面白くいじることができるだろう)
結果予測(いじったら周囲の人は笑ってくれるだろう)
いじってばかりのC君は、自己効力感も高く、結果予測もポジティブなので
いじる行動が生じると考えられます。
次に、(いじめたいけど)いじめない子の考え方の例を見てみましょう。
○いじめない子A
自己効力感(自分には味方してくれる友達が少ないのでいじめることはできないだろう)
結果予測(いじめても周囲から白い目で見られるだろう)
いじめない子Aは、自己効力感が低く、結果予測もネガティブなので
いじめる行動が生じないと考えられます。
○いじめない子B
自己効力感(こいつは頭が良いから口で言い負かすことはできないだろう)
結果予測(面白くいじっても嫌な人間だと思われるだろう)
いじめない子Bは、自己効力感が低く、結果予測もネガティブなので
いじめる行動が生じないと考えられます。
○いじらない子C
自己効力感(自分は口下手なので面白くいじることができないだろう)
結果予測(いじれたとしても反撃されて逆にいじられるだろう)
いじらない子Cは、自己効力感が低く、結果予測もネガティブなので
いじる行動が生じないと考えられます。
これまで見てきたようにいじめたりいじったりする人は、
「反撃されないだろう」
「私の方が口がうまいからいじっても大丈夫だろう」
「私はいじめられっこより頭が良いから言い負かすことができるだろう」
と考えることによって、いじったりいじめたりするのではないかとわかりました。
では逆に、コミュニケーション能力を高めたり、言語能力を高めたりすれば、
相手の自己効力感は下がり、結果予測もネガティブなものになる可能性があります。
そうなれば、相手はあなたをいじめたり、いじったりすることが減ると期待できます。
論理的思考の本はいくらでも出版されているので好きなものをたくさん購入して読めば論理的思考は自然と身についていくでしょう。
論理的思考の本でおススメするとすれば「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践とかロジカル・シンキングあたりです。
コミュニケーション能力や論理的思考は、たくさん経験を積んだり、意識して本格的に学ばないとなかなか身に付かないかもしれませんが、長期的に見ればメリットが多いのではないかと思います。
みんな一目置くだろう(結果予測ポジティブ)と考える傾向があれば、攻撃的に。
いじめっ子の考えかた
○いじめっ子A
自己効力感(自分はいじめられっこよりガタイが良いので上手くいじめることができるだろう)
結果予測(自分がいじめればみんな自分に逆らわなくなるだろう)
いじめっ子Aは、自己効力感も高く、結果予測もポジティブなので
いじめる行動が生じると考えられます。
○ いじめっ子B
自己効力感(自分は友達が多いのでいじめることができるだろう)
結果予測(いじめられっ子をいじめるとみんな面白がってくれるだろう)
いじめっ子Bは、自己効力感も高く、結果予測もポジティブなので
いじめる行動が生じると考えられます。
○ いじってばかりのC君
自己効力感(こいつは口下手だから面白くいじることができるだろう)
結果予測(いじったら周囲の人は笑ってくれるだろう)
いじってばかりのC君は、自己効力感も高く、結果予測もポジティブなので
いじる行動が生じると考えられます。
いじめない子の考え方
次に、(いじめたいけど)いじめない子の考え方の例を見てみましょう。
○いじめない子A
自己効力感(自分には味方してくれる友達が少ないのでいじめることはできないだろう)
結果予測(いじめても周囲から白い目で見られるだろう)
いじめない子Aは、自己効力感が低く、結果予測もネガティブなので
いじめる行動が生じないと考えられます。
○いじめない子B
自己効力感(こいつは頭が良いから口で言い負かすことはできないだろう)
結果予測(面白くいじっても嫌な人間だと思われるだろう)
いじめない子Bは、自己効力感が低く、結果予測もネガティブなので
いじめる行動が生じないと考えられます。
○いじらない子C
自己効力感(自分は口下手なので面白くいじることができないだろう)
結果予測(いじれたとしても反撃されて逆にいじられるだろう)
いじらない子Cは、自己効力感が低く、結果予測もネガティブなので
いじる行動が生じないと考えられます。
コミュニケーション能力を高める
これまで見てきたようにいじめたりいじったりする人は、
「反撃されないだろう」
「私の方が口がうまいからいじっても大丈夫だろう」
「私はいじめられっこより頭が良いから言い負かすことができるだろう」
と考えることによって、いじったりいじめたりするのではないかとわかりました。
では逆に、コミュニケーション能力を高めたり、言語能力を高めたりすれば、
相手の自己効力感は下がり、結果予測もネガティブなものになる可能性があります。
そうなれば、相手はあなたをいじめたり、いじったりすることが減ると期待できます。
論理的思考の本はいくらでも出版されているので好きなものをたくさん購入して読めば論理的思考は自然と身についていくでしょう。
論理的思考の本でおススメするとすれば「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践とかロジカル・シンキングあたりです。
コミュニケーション能力や論理的思考は、たくさん経験を積んだり、意識して本格的に学ばないとなかなか身に付かないかもしれませんが、長期的に見ればメリットが多いのではないかと思います。
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