アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog
最近twitterでのネット右翼といいますか、なんか人をだまして、政治的発言をしようとする人間が増えた。
特に腹が立ったのはURLにanimationと書いてあって「緊急です。現状をしってください」というリツートがあって、「ああ、現代の蟹工船といわれるアニメーターの悲惨さを描いたブログだな」と思ってみてみると、宮崎の牛問題を利用して、本当は民主党叩きたいですブログだった。それはアニメにも今苦しんでいる宮崎の方にも失礼だ馬鹿と思わず切れたくなった。
お前はアニメから何を学んでいるんだよと。
だから自分は政治的な発言はしないようにする。
読み物として面白かったかどうかという点でレビューをしていくつもりだ。

今回紹介する本は堀江貴文のカンタン!儲かる会社の作り方と徹底抗戦




儲かる会社の作り方はライブドア全盛期に出された本、徹底抗戦はライブドア事件の後、拘置所に拘留され、釈放された後に執筆された本だ。

どちらが読み物として面白かったかといえば、儲かる会社の作り方だ。はっきりって、これをみたからといって儲かる会社は作る事はできないだろう。ぜんぜん簡単な訳が無いw

ただ、彼の理念であったり人に対する接し方やお金に対する考え方、成長のスピードなどが分かって面白い。
オンザエッジからライブドアになるまでの話がかなり綴られている。
面白いのは前のエントリーと同じように出来ないかどうかわからない仕事は取りあえず出来るといってなんとかするところw

技術に関しては小飼弾の力をかなり頼っていた部分もあるが、ベンチャーが生きていく為にはそれくらいの度胸が必要なのだろう。
また、上場すると決定してからのオンザエッジのちょっとした混乱は読み応えがある。その時の忙しさもベンチャー特有のものだろう。
というか、労働時間がホリエモンを含め、常識を超えている。
短い期間で1000人を雇う会社に成長した理由も良く分かる。


この本で一番面白かったのは、最後の方に実際の社員の意見を聞いてみよう的なものがあるのだけれど、もう通販の経験談だw
あの部分のおかげで、今までのエピソードが全部うそ臭くなるという駄目な問題があるw
面白いのだが、おそらくやらないほうが良かっただろうw

私はライブドアでこうされたお陰でこうなりました(個人の感想です)的なw

最後に読者プレゼントでライブドアの株をプレゼントする等とても面白い事をやっている。そういう試みを当時に行っていたことに思わずうなる。

徹底抗戦は勧善懲悪の物語だ。検察を悪という構図で書いている(検察の是非に関しては私は言及しない)。拘置所に長い間拘留され、孤独を感じるホリエモンの精神状態だ。文章では多少感情的ながらも淡々と描いている。しかし、文章に書かれている異常の精神的苦痛を味わったはずだ。

個人的に面白かったのは拘置所でのマスターベーションの話だ。厳しい監視の中行う一人オナニーの話は笑える。

ただ、読み物としては若干分かりにくい。株やお金に関してあんまり深くは知らない私にとっては文字の説明だと少し頭が疲れる印象があった。

図をつかってチャート式にホリエモンの主張を文章の中盤にはさんだりといったような配慮を読者にすればもっと面白くなったと思う。

後スカイプにも投資を行ったり、ソニーの回収目的等を見るにライブドアが実態の無い会社というのは風評以外の何者でも無いだろう(追記)

この2冊を読んで思ったのが、宮内氏に対するホリエモンの考えだ。儲かる会社の作り方では宮内氏が死ぬほど出てくる。はっきり言って、宮内氏が書いた本か?というくらいだ。しかし、それはそれだけ同時のライブドアに置いて宮内氏に信頼を置いていたかというのが分かる。

徹底抗戦ではその信頼が裏切られてしまった後の話だ。少しずつホリエモンの人とのかかわりに対する考え方が変わるのが分かる。

現在のホリエモンを見るに悪者ぶる部分が減り、かなり印象が変わった。ホリエモンの主張している事は儲かる会社の作り方からそんなに変化はしていない。でも、伝え方のニュアンスはかなり変わったと思う。

前回の社長失格でもそうだが、ベンチャー企業の人は素直すぎる部分があると思う。
そこが二人とも仇になっている。日本というのは閉鎖的な環境の国だ。彼らの人付き合いに対する考え方は中々理解されない。それを分かりつつも彼らはあえて、そのキャラを突き通したわけだが。。。

どうせ読むならこの二冊を両方共呼んでみてほしい
ただ、文章はあまりうまく無いので、そこは目をつぶる必要があるかもしれないが。


さて、次のエントリーではアニメに戻るとします。

今まで紹介した作品のまとめ





格安エプソン互換インクカートリッジのインク革命.com


この記事へのコメント

   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。