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今回紹介するのは機動戦艦ナデシコです。
また文体変えてみまふ。力入れすぎて疲れました。




まぁ、そんな事はどうでもいいのです。まぁ、私この作品が大好きなんですよ。すごい恥ずかしい気持ちになるんですが。

プロフィールでもナデシコのDVDボックスを買うのが夢だったりします。小さい夢。

いや、持っているんですよ。VHSで。

フェイスブックでエヴァのレーザーディスクを持っているカルフォニア在住のアメリカ人と比べれば、幾分かはましな人間な訳ですが。

この作品はエヴァを中心として起きた90年代のアニメの1つで、まぁ、色々非難もされますが面白いですよ。

案外SFしてて。でも、所詮エヴァのパクリで真新しい事なんてないだろう?的な空気を感じる事があるんですけど、エヴァにだけは言われたくねぇよと(エヴァは6話まで大好きです)

まぁ、作品は火星にテラフォーミングしたくらい未来のお話で、木星から謎の無人兵器が襲ってきて、地球の軍隊ボコボコにまけて、火星を奪われて、駄目だね〜ってなっている内に民間の兵器開発会社が戦艦(名前がナデシコ)作って、火星に向かうわけです。
で、艦長が18歳の軍学校卒業したばかりの巨乳の女性で(なんで18歳が艦長に?は科学技術が進みオペレーションシステムが完璧な今日この頃艦長なんて部下の指揮をうまくあげてくれるだけでいいから)、主人公は火星に住んでいたんですけど、木星から襲われた時になんかよく分からんが地球にワープしちゃった、たまたま艦長と幼馴染の男です。

で、それ以外に綾波レイの流れを汲んだロリっ子キャラが出てきたり、もう少し女が出てきたりと、俗に言う「ときめきメモリアル的なゲームに非常にしやすい作品」です。
あれ?自信が無くなって来た。

ここからネタバレを混ぜていくので、見る人は注意


で、この作品は結構SFに挑戦していて、タイムパラドックスであったり、冷たい方程式であったり色々仕組みがあります。
で、メタ的な要素も沢山ふくんでまして。オタクギャグをですね。そのメタ要素すらを見事にストーリーの複線にしたり、根幹にすえる事に成功しとります。

木星の謎の敵は木星トカゲといわれているんですが、実は木星の無人兵器を送り込んでいるのも人間だったりします。

なんで同じ人間かっていうと昔色々あって迫害されて、歴史から消された人達なんですよね。
で、彼らは逃げてる時に謎の無人の兵器製造基地を発見しまして。そこで作った物を地球に送っていたわけですね。
彼らの聖典はゲッターロ・・・じゃなくてゲキガンガーというアニメが聖典になっています。
主人公もゲキガンガーのオタクでして、ゲキガンガーが好きだったりします。

すごいのが、ゲキガンガーに無駄に力入れています。劇中劇であるのに人気とやる気があまりすぎて、単独でOVAだしたりと気合の入りようです。

こんな部分が段々と作品にリンクしまして、物語の重要なモノローグになったりするから恐ろしいです。おふざけと見せかけてがこの作品はうまい。

ナデシコのクルーは全部民間からの基本的にフリーの人間でして、あまり正義とかいう人いないんですよ(一応いますが、大好きなキャラですけど3話で・・)

彼らの中で戦闘はお仕事なんですよ。それも謎の宇宙人を倒す正義の味方だったので、正義について考える必要も無かったのもありますけれど、しかし、敵が人間と判明する中で彼らの中に正義とは、戦争とはいった葛藤がうまれてきます。そこに主人公を中心とした5、6角関係が合わさってもうSF、恋愛、タイムパラドックス、なぜなにナデシコな訳です。(どんな訳だ)

タイムパラドックスは長くなるのと、ここを書いちゃうと作品をもう一度みたり、初めて見たりする方に推理小説の答えを言うような形になってしまうので割愛します。

後半の感動はすさまじいものです。完全懲悪の物語かと思ったら、勧善懲悪で無い物語だった、正義の味方だと思っていた自分達が実は悪の側だった、正義は必ず勝つアニメかと思ったら、マジンガーZの最終回みたいなアニメだった(ゲキガンガーのことですよ)、といったように作品に置ける主人公の立ち位置と物語の流れをリンクさせています。

この作品が言いたいのは「面白いアニメを見よう」です。
これに尽きます。
おそらくこれはエヴァや富野監督がアニメなんか見るじゃねぇと言う事に対しての反論でしょう。

エヴァは結局社会と交わる力の欠けたオタクが社会に何とか関わるまでの話。

庵野秀明はオタクだから社会と関われないと思っていたみたいです。エヴァを見るかぎり。オタクだからじゃなくてあんたの性格の問題だろうと。

ナデシコはオタク同士の亀裂や和解を描いた話なんですね。

で、ナデシコはオタクだって誰かと繋がる事は出来る。というか関わる関わらないはオタクでは無く個人の問題であって、そんな事よりもう少しみんなアニメを好きになろうよ。好きな自分を好きになろうよ。面白い作品を見ようよというメッセージを私は感じます。

そうやって見ると作品の様々な部分をより深く理解できたりします。

もう、アニメファンは珍しくない今日この頃。ナデシコの考え方が今でしょう。

しかし、「面白いアニメを見よう」を言えたのは、90年代の良質なアニメ作品が沢山でた時代だったからです。ナデシコやエヴァ、ビバップ等。私は90年代がアニメの最後の灯火だったと思います。

そして仇花の様に今、アニメ界には萌えだけが残ってしまいました。悲しいものです。
多少表層的な部分でイライラしてしまう部分(ギャルゲー要素)もありますが、90年代の輝きを持つ作品のひとつです。

今まで紹介した作品のまとめ


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