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自分は結構エンターテイメントという物について考える時に出来るだけ、ハッピーエンドがいいな〜と思ったりする訳です。
やっぱり見終わった後に気分が落ち込むのは嫌じゃないですか。といいながらも、見てしまうのが、人間って物で。

チェイサー



韓国映画です。
ちょっと誤解を解く為に説明しますが、韓国映画と聞くと、ヨン様があれで、イケメンが昼どらなんだろ?と思う方もいるかと思います。
しかしながら、それは一部の物であり、韓国映画界は日本映画界とは比べ物にならんほど、名作を残していたりします。
それはちゃんとした、ピラミッドが出来ているんですね。
日本って映画俳優の立場って対して高くないですが、ハリウッドや韓国は映画を頂点として、テレビドラマ等が存在しております。
だから、テレビドラマに出ている時点でまだまだ2流なんですね。映画で食って行けて初めて一流となります。
俳優以外も同じように頂点が映画なっている訳で、映画にすばらしい人材が集中する形となっています。
もちろん日本映画でも面白い作品はたくさんありますが、必然的にハリウッドのシステムの方が人材と金が集中しやすい訳です。

さて、映画についてですが。
主人公は元警官で今はデリヘルの元締めをやっている駄目男。ある日彼の会社に所属する女の子が失踪し始めるんですね。もちろん、こういう世界ですから、そんなのは日常茶飯事な訳で、主人公も怒りを覚えてもそんなに原因を気に留めてなかったんです。

そんなストックの女の子が少ない中、デリヘルの依頼がきます。彼は無理矢理、風邪で弱っていた女の子を派遣させるんです。その女の子には娘がいて、娘の生活の為にも身を粉にして働かなければいけません。

主人公が事務所に戻るとある事に気づきます。それは失踪した女の子はみんな同じ客のところにいってから、失踪しているんです。ちょうどよく、今回派遣した女の客がそいつだったわけです。
主人公は女に居場所を突き止めろといいます。しかし、その客は最悪の客でした。女の頭を割る事に性的衝動を感じるド変態だった訳です。
彼女も半殺しにされて、地下に置き去りにされます。
たまたま主人公が発見し、ぼこぼこにした後、なんやかんやあって、警察に届けられる訳ですが、問題があります。その犯人は自分がやった事は供述しますが、証拠に関しては一切吐かない訳です。このまま証拠が無いと、彼は釈放になります。実は連続殺人まで今までも同様に証拠不十分で釈放になっていたりします。

しかも犯人は今回の女(主人公が派遣した女)だけは生きているといいます。しかし、場所がわかりません。女の命や釈放までの時間が迫る中、警察と主人公の証拠探しが始まります。

なぜここまで主人公が躍起になるかというと、罪悪感です。女には娘がいます。今回主人公が無理矢理派遣しなければ、こんな事態にはならなかったでしょう。

はじめは小さな罪悪感でしたが、犯人の異常性や娘と一緒に行動する中で、彼の中の罪悪感がより膨らんで来てしまった訳です。

女の運命は?そして、犯人の証拠は見つかるのか?という映画です。

この映画はですね。非常に重苦しいラストとなります。映画に出てくる描写も直接的で思わず目を覆いたくなる場面もたくさんあります。

主人公や警察は後一歩の所で犯人を詰め切れません。その僅かな一歩が大きな一歩に変わって行きます。

このどうしようもない絶望感、そして、主人公の焦燥感や罪悪感、人間の持つ道徳、様々な事を考えさせられる映画です。

オチについては賛否両論あると思いますが、こういう映画も必要だと私は思ったりします。

という事で時間がありましたら是非ごらんください、韓国映画の底力を感じる作品です。

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