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前回のエントリーで機動戦艦ナデシコを紹介しまして、恐ろしく自分の中でナデシコ熱が上がっている訳です。

なんで今回もナデシコを紹介しようと思います。

機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-



映画版でございます。あのですねナデシコの悪いところは映画版にしろ、TV版にしろ物語が完全に解決したとはいえず補完をメディアミックスで行ってしまっているところにあります。

しかもナデシコ関係のゲームを出していたのはあのセガな訳で、セガサターンとドリームキャストな訳です。そんなもん誰も望んでねぇし、基本もってねぇよと。

まぁ、それはそれとして、この映画はTV版→ライトノベル→映画(この後にゲームがある)という形の時系列となっています。TVからちょっと後ですね。

どうやらTV版で少しおちゃらけをやりすぎたという点を反省してですね。結構シリアスな物語になっております。TV版が大好きなファンには結構批判もされていますが、かなりいい感じなんですよ。
というより、映画版のパトレイバー2以降のTV版のファンの落胆と比べればですね。そんな問題じゃないです。しかも押井監督みたいに他人の土俵で暴れたわけでもないですしね。

作画や演出、音楽、声優にしっかりとお金をかけていまして、ちゃっかりTVで一番人気のあったホリノ・ルリを主人公に据えるあたりに大月プロデューサーのいやらしさを感じます。

TV版も映画版も日本の様式美をSFと組み合わせているのですが、それがとても新鮮で絵がすんなり脳に入る感じがします。

さて、この作品は夢を見ていたがTV版で、現実に向き合うのがライトノベルだとするならば、映画版は過去に同窓会です。

TV版のナデシコは学校みたいな物でまるで学園祭の前夜みたいなものでした。ライトノベル版はそこに現実がのしかかります。学校を卒業して、それぞれがそれぞれの現実に向かいあいます。そして、映画版は久しぶりにみんなとあったという話です。
同窓会で昔のまま変わらない人もいれば、代わってしまった人もいますよね?それがいい変化も悪い変化もあるわけです。

それがきっちりと表現されています。特にTV版の主人公とヒロインのはもうひどいくらい不遇です。

そうやって様々な現実と向かいあうのも同窓会の一つの楽しみかもしれません。人生は何時までも楽しい事だけではないですからね。


私らしく自分らしくを貫くのは中々難しいよねって現実を見ている人に伝えている作品です。TV版のナデシコは自分を好きになる事、貫く事への賛美でしたが、それだけでは無いもう1つ現実を表現していたりします。

アニメ映画としてのクオリティーは高いし、好きな作品なんですが、大月プロデューサーが関わる作品の悪癖でもあると思うのだけれど、ちょっとファンの為だけのお祭り映画とも言えなく無いです。
だからパイが若干少ないという部分があるので、いきなりこの作品を見ても面白いかと訊かれれば「それなりに面白いと思うけど、感動はしないと思うよ」と答えます。

こういう映画のストーリーの手法は難しいですね。ナデシコファンの自分はとても大好きな作品ですが。

オススメの順番はTV→映画→ライトノベルと行くとすごい面白いと思います。途中の話が補完されていない状態で映画版を見たほうが衝撃が強いですから。

という訳で映画版を見てない人は是非チェックして欲しい訳です。バカばっかは卒業した後の世界ですよ。

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