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自分はライトノベルにあんまり興味がなくて、ライトノベル読むなら昔の文芸作品のほうが面白くね?とか思う人間なのだけれど、そういう自分の中に潜む既成概念を壊してくれた、いや、壊されてしまったといった方が正しいのだろう作品がある

それが化物語だ。



この作品は吸血鬼に襲われ一度は吸血鬼になってしまい、その後に人間と吸血鬼の狭間の存在になってしまった高校生の物語だ。

彼はよく言えばお人よしで、悪く言えば、余計な事に首を突っ込むタイプの人間であり、其の性格が災いとなって、度々怪異の事件に巻き込まれる。

化物語は上下巻あり、彼が出会う人々の物語だ。

この作品がすばらしいのは言葉遊びの巧みさだ。

とにかく日本語の快楽を存分に感じる事ができる。ああ〜日本人でよかった〜と思わせてくれる。

作者の西尾維新はデスノートのライトノベルの経験もあるから、エンターテイメントをすごい理解している。キャラでうまくサービスをしている。

またこの作品は趣味で書いていたのが始まりという事だけあって、既存のライトノベルのあざとさを感じる事が極端に少なくてスラスラ読めるんだ。

この上下巻以降になると、売れたせいか、ちょっと仕事の要素が強くなってしまうのが残念な部分ではあるけどね。

日本語の快楽、怪異(妖怪)物、ミステリー、バトルシーン、萌、童貞のバランスが最高だ。

言葉遊びを作品のテンポに利用する事で、独特なテンポが生まれている。この文章のテンポを感じながら読むと作品に対して嘘が許容できる精神状態で見れるんだ。とても面白い作品で、多くの人に読んでもらいたいライトノベルだね。


また、上下どちらから読んでも別に問題が無いように作っているのもすばらしい。シリーズ全てが入り口であり出口である構造はなかなか出来るもんじゃないと思う。

このバランス感覚とテンポをそのままアニメにしたんだけど、それはまた今度紹介します。

是非読んでみてください

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