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富野ファンとしては、やっぱり富野由悠季という人間に説教されてみたいと思う事が一度はあるはずだ。
あの独特な言い回しで説教をされて、心の中でニヤニヤしたいはずだ。

おそらくオタク批判をやってネット住民に愛される人物はこの富野監督しかいない。宮崎駿もいるが、ウッセーロリOンといってしまえば、それまでだし、お前が言うなという気持ちになったりするから、微妙だ。

しかし、普通の人間が彼から説教を受けるのは難しい。その為にアニメ界に就職?わざわざ蟹工船に乗らなくてもいいと思う。いや、冗談だけども。

そんなわけで説教受けたい人の為の本、富野に訊け



この本は雑誌アニメージュの企画で一般の読者の投稿に対し、富野監督が答えるというものがある。それをまとめた本だ。

一言でいうと、ジジイの説教である。富野監督という人間を知らなかったら、ちょっとイライラしてしまう面もあるだろう。

しかし、どんな質問にも必ず真摯に答える姿勢はすばらしい。
特にアニメ界にいきたいという人間に対してはかなり厳しい言葉をかける。

お金を貯めてからアニメの世界に入ろうとする人間に対しては、本当に才能があって、アニメ界にきたい人間はすでにやっているはずだという意見から、ここに質問すること自体が甘いといったり、高校卒業後アニメ界に入ろうとしている若者には大学に入ってからでも遅くは無い等、その世界にいるからこそいえる説教をするのだ。

岡田斗司夫が個性っていうのは、どんなにやるなといわれても絶対にやってしまう事、それが個性であり、才能であるといっていた。人間が1人1人違うのは当たり前で、それは個性とは言わないと。

確かに自分もその世界でちくちくと働いていたりもするので、よく分かる。こういう説教は重要だと思う。

あと、面白いのは富野監督がアニメと関係ない本気の悩み相談に対して、必ず頭につけるのが、こんなところに質問するんだから・・・。

自分が連載をもっている雑誌にたいして、こんな所・・・いや、意味は理解できるのだが、さすが御代である。

そのほかにも頭が禿げてきている人の相談やファッションに対しての質問にも真剣に答えている。
真剣に答えすぎて笑える。

富野ファン以外の人が読むとちょっと説教くさいと感じてしまう点があるかもしれない。また、アニメ関係の質問も沢山あるわけではないので、純粋に富野由悠季という人間に興味があったら、読んでみてほしい。

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