2016年04月26日
成分表は全部見なくてOK!多く含まれているものだけちょっと気にしてみる
こんにちは、ぴょん吉です。
今回は、パッケージの裏側にある、成分表のお話です。
結論から言うと、成分表を隅々まで全部見る必要はありません。
成分表の全成分を把握したらといって、本当にあなたに合っているシャンプーかどうかは分かりませんからね。
それでは、どうぞ。
成分表を見てもいいシャンプーかどうかはわからない
冒頭から元も子もないことを言ってしまいますが(笑)成分表を全部分析したからといって、そのシャンプーがいいシャンプーかどうかはわかりません。
理由としては、
@成分がどのくらい入っているかは、メーカーしか分からない。
Aあなたの髪質に合わせたオーダーメイドではない。
という理由です。
いわゆる「洗浄力が強い」と言われているような成分は、悪者扱いされやすいですが、オイリー肌の人には合っている場合もありますよね。
また、他の成分と組み合わせて洗浄力を整えていたり、トリートメントとの組み合わせで調整をしている場合もあります。
成分表は見る必要がない?→参考にできるとベター!
それじゃあ成分表を見ても意味ないの?と思いますよね。
私としては、参考程度に見られると良いかな、と思っています。
例えば、代表的な洗浄成分をなんとなく知っているだけでも、「これはオイリー肌向けだな」「これは乾燥肌向けだな」というのを図る目安になります。
また、「○○配合!」という文字だけに踊らされることも少なくなります。
(↑これは結構大事なポイントです)
さっきも言った通り、配合されているのは嘘じゃないけど、じゃあその成分は何%含まれているの?ということは私たちにはわかりません。
でもその成分が、たくさん含まれているか、少ししか含まれていないのか、ということは成分表を見ることで参考にできます。
というのも、基本的には、成分表はその成分が配合されている量の多い順に並んでいるからです。
後ろにいくほど成分の配合量はどんどん少なくなります。
※全体量からみて1%にも満たない成分は、順番をバラバラにして表示することができます。
自分が苦手とする成分が、多めに入っていそうだな、と思ったら、わざわざそのシャンプーは試さなくてもよさそうですよね。
それを気を付けるだけでも、自分に合ったシャンプーへちょっと近づきやすくなります。
ただし、「医薬部外品」は、この通りには表記がされなくなります。
医薬部外品はアピールしたい成分を目立たせられる
スキンケア商品でよく見かけると思いますが、製品の中には「医薬部外品」と書かれているものがあります。
医薬品には及ばないけれど、何らかの改善効果が認められた製品をこう呼びますね。
医薬部外品は、成分表の表記において、改善効果が認められている成分を別枠で表示することができます。
例えば、こんな感じです↓
わたしが使っている化粧水の成分表ですが、一番はじめに「アラントイン」という成分が書かれています。
その後に水となっていますね。
化粧水なので、どう考えても一番配合量が多いのは水なのですが、医薬部外品はこのように、有効成分を別枠で表示したり、成分表の先頭に持ってくることができます。
(「*は有効成分」という注意書きはつきます)
このように、細かく成分表を見ようとしても、さらに配合量の目安すらわからなくなってしまうんですね。
「有効」と認められているのが「医薬部外品」ですから、配合量が何%なのかは気にしなくてもいいのかもしれませんけど。
⇒ネームバリュー?医薬部外品に申請する企業としない企業
まとめ
そんなわけで、成分表をしっかり読み込むことは、労力がかかる割にわからないことも多いです。
とはいえ、全く無駄というわけでもありません。
たとえば、アミノ酸シャンプーとうたっていても、実は洗浄力の強い成分を含んでいるものもあります。
このような「洗浄力の強い成分」を避ける、ということをしてみるだけでも、選択肢を絞ることができますよね?
全部の表示を把握しなくちゃ!なんて気を張る必要はありません。
成分表の1列目にこの成分があるから、洗浄力が強めかも??
これくらいの、推測を立てるのに役立ててみましょう。
パッケージやCM、流行りの印象だけでなく、裏側もチェックできるように、主要な成分などはぜひ一度調べてみてくださいね。
それでは。
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