2018年06月06日
日焼けをするとどうなる?
そもそも『日焼け』とはどういった状態でしょうか?
日焼けをする(紫外線を浴びる)と
お肌がどういう影響を受けるか
メカニズムから考えてみましょう
日焼けとは |
肌に受けた紫外線が、メラニンの保護能力を超えている時に発生し、
酷い場合は赤く炎症(急性症状)を起こしその後
メラニン色素が皮膚表面に沈着してしまい
元の肌色よりも黒っぽい小麦色の肌色になります
これは紫外線によるダメージを他の細胞に広がらないように
害をブロックするため、メラニンという黒い色素で身体を守るためにおこる反応です
強い紫外線での炎症反応『サンバーン』 |
紫外線にあたってすぐには発症せず、2〜6時間後に
毛細血管が炎症反応として充血し、皮膚が赤くなり、
ヒリヒリとした痛みや皮がむけたり、水ぶくれができたりします
この痛みは日光を浴びて約24〜70時間後にピークになり、
3〜4日後から落ち着いてきます。
主に、エネルギーの強いUVBによって引き起こされます
反面、実はこの紫外線は皮膚の奥までは届きません
ですが、お肌のシミの原因になったり、
直接DNAを損傷しますので、皮膚がんのリスクを高めたりしてしまいます
メラニン色素の皮膚沈着『サンタン』 |
紫外線がメラニン細胞に働きかけ、皮膚が焼けた黒い色に変化する状態です
ヒリヒリとした痛みを伴わずに日焼けした状態も当てはまりますが、
サンバーンのような状態(ヒリヒリ痛み・赤く炎症)の後に肌が黒くなる状態も
サンタンに当てはまります
1年中降り注いでいる『UVA』 |
紫外線にはUVBと、他にUVAがあります
この紫外線はエネルギーは低いものの、
長い波長のため、皮膚の深い部分にまで影響を及ぼし、
お肌のハリや弾力を生むコラーゲンやヒアルロン酸を作り出す組織を損傷してしまいます・・・
よく言われている、シミ、シワ、たるみの原因になるというのはこのためですね
肌が黒くなるほど紫外線を浴びた場合、もちろんこのUVAの影響を強く受けますが
このUVAは季節関係なく1年中密かに降り注いでいるのです
目に見えて日焼けするほどでなくても、紫外線を毎日少しずつ浴び続けても
お肌の老化の原因になります
日焼けすると、肌が黒くなるだけではなく・・ |
・メラニン色素の沈着が、シミの原因になる
・コラーゲン等を生み出す組織を傷つけ、シミ・シワ・たるみの原因になる
・DNAを直接傷つけ、皮膚がんのリスクを高める
・コラーゲン等を生み出す組織を傷つけ、シミ・シワ・たるみの原因になる
・DNAを直接傷つけ、皮膚がんのリスクを高める
これでは美肌からは遠ざかってしまいます・・・
美容化粧品で肌に栄養をあげるのも大切ですが、
悩みのタネの根源をなくすため、日焼け防止は積極的に毎日行いましょう
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