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2015年10月04日

バックのポーチボレーに出よう!part2

さて、バックのポーチボレーの注意点その2になります。

先日書いたポイントは

上から下の抑え込む感じ

でした。

本日はその他のポイントです。
一つ目は

インパクトで止める感覚です。

先日と同じ動画ですが


フォロースルーをしっかり取るのではなく

テイクバック
image.png

から
インパクト
image.png

で終了させるような感覚です。

つまり、ボールに対して後ろからインパクトで力を加えます

当然、ポーチボレーといえば逆クロス。
ラケットを打点にセットして「引っ張り」感覚で打ってしまうと逆クロスにいかずにストレート、つまり相手のストローク側に返球してしまうことになり、拾われてしまいます。

次のポイントは

顔の向き?体の向き?をキープ

です。

顔の話で言えば、横目でチラッと見るような感じ
また、体の向きで言えば左肩を残す、という感じ

です。
何球か打っていますが打ち終わりを集めてみました。
image.pngimage.pngimage.pngimage.png

顔の向きが何となく同じ感じですよね。
また、打点の近い遠いによって多少右肩の開き具合は変わるものの、左肩は回ってこないで後ろに残っています。

このポイントも逆クロスに打つためのものです。

しかし、本日の一つ目のポイントのためにも必要な体の残し方で、テイクバックからインパクトで力を出す感じは、グルンと体が回ってしまうとインパクトでパンチを出しにくくなってしまいます。

なので、逆クロスに打つためのものと書きましたが、パンチを出す上でも必要なポイントです。

最後にもう一つ。

左足でタイミングを取る

です。
image.png

テイクバック時での左足でタイミングを計ります。

この左足で溜めている時間は何秒かはわかりません。
飛んでくるボールのスピードが遅ければ長くなるし
速ければ短くなります。

この左足に乗っている時間がボールの速さに合わせられずに、先に右足が出てしまうとネットに突き刺さってしまったりします。

まとめましょう

バックのポーチボレーでは

上から下に抑え込む感覚
テイクバックからインパクトでパンチを出す
左肩、顔を残す
左足でタイミングをあわせる


というところが大きなポイントです。


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2015年10月01日

バックのポーチボレーに出よう!

とは言っても、自信がないので...

という方は多いと思います。

フォアハンドのポーチボレーは手のひら感覚で叩けるのでいけるんだけども、バックはちょっと...。


わかります。

特に攻めのショット、ポーチに限らずストレートアタック、ダウンザラインなどは自信がなかったり、不安があるとその不安が指先に伝わり、ミスまたは置きに行くショットになり攻めることができません

では、どうすればいいか?

残念ながら地道に行くしかありません。

地道にいく、というものには2通りありまして

球出し等でトコトン練習する

というのと

練習試合を重ねてミスしまくっても挫けずポーチに出て自分の形を作り上げる

です。

どちらが良い、悪いはありませんが、私はコーチですから前の

球出し等でトコトン練習

を説明していきます。

まずは難しいボールでなく、やりやすいボールから。

大体、肩から顔くらいの高さです。

この高さであればネットの高さより高い打点で取ることができるのでネットに掛けるという不安から少し解放されます。

とはいえ、ボールを、打点より上方向に打ち上げたら相手に逆襲されたり、アウトしたりしてしまいます。
なので

打点より下に打っていく

ということを心掛けましょう。

こんな感じです。


ポイントは

まずはラケットセット

ボールをラケットで上から「叩く」のではなく「抑え込む」という感覚です。
この辺がフォアハンドと違うところかもしれません。

抑え込むにはボールの真後ろを打つ感じ。
ボールの上でも下でもありません。

ボールの真後ろを縦のガットで抑え込む、とでも言いましょうか・・・。

さらに、ラケットが上から入っていけるようなテイクバックが大事です。

肩越しに担ぐようにしてみましょう。
肩と首の間に垂直にラケットが当たるような感じです。
image.png

この状態からラケットを立てていく感じ。
image.png

このラケットセットからインパクトまで、という点が一番大事だと思います。

他にいくつか注意点がありますが、少々長くなってしまったので次回に持ち越します。


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2015年09月30日

サーブでは頭を残す。

前回のサーブの話から少し間を空けてしまいました。

前回は右足を後ろに残すという話でした。

今回は

頭を残す
(なんだか残すばっかりですね・・・。)

しかし、この表現、曖昧な感じもします。

こんな感じをわかってもらうには、真似してみましょう。
この画像の真似をしてみましょう。
image.jpeg

懐かしのロディック君ではないですか。
たぶん、キツイのは左足と背筋から腰にかけてだと思います。

また、これは前回も載せたマレー君
image.jpeg

やはり、腰や左ひざにきちゃいそうですねぇ…。

結果としてはサーブを打った後に、この様な形で打ち終わるようにすれば「頭が残っている」ということになります。


前回も書いたように、現在のサーブは腕とラケットがダラダラっといかないようになるべく早めに肘をたたんで点で弾くような感じです。

なので頭の位置が前に突っ込むと肘をたたむ前にインパクトしてしまったりします。

いいボールを打とう、速いサーブを打とうとすると体全体が前方向に突っ込みやすく、頭が残らなくなってしまいます。
また、頭が動くと自分の中で「頑張ってる感」が出て、これが自分のマックスだ!
勘違いしやすいです

大振りと、しっかり振り抜くは違います

所詮、言葉ですから曖昧ですが、この辺、勘違いしてしまうことが非常に多いですから気をつけましょう。

いくら頑張っていても効率よくチカラを伝え、結果として良くなってこないとダメです。

さすがに180キロのサーブは無理にしても効率よく、最大限のチカラを出せればそれなりのサーブは打てると思いますのでチャレンジしましょう。


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2015年09月27日

サーブでは右足を残してみよう!

一昔前に比べてテニスは色々と進化してきています。

そして、これからも道具とともに進化していくでしょう。

その中でも見た目でも一番変化したなぁと思うのがサーブです。

こちらはマレーのサーブです。
image.jpeg

本日の題名にもあるように、だいぶ右足が後ろに跳ねあがっています

そして、こちらはベッカーのサーブ
image.jpeg

右足が跳ねあがっているとは言い難い画像ですね。

もちろん、現代のテニスのサーブは右足が後ろに残り、左足着地のマレーの方です。

説明の前に、注意点を先に。

普通の人がこれを意識しすぎて、マレーのように頑張って右足を上げようとすると左足で前傾した体と体重を左足で支えるため、腰や左ひざにかなり負担が来るので、「軽く」と考えましょう。


さて、この形、体の回転とともに右足が前に流れてしまうと、腕やラケットの振りにキレが無くなってしまいます。
なんとなく、ダラダラっと振ってしまう感じになってしまいます。

ラケットが進化して反発が出たというのも大きな要因でしょう。
点で弾く打ち方の方がパワーが出るため、前に押していく、という理論よりもいかに小さくたたんでヘッドスピードを上げるか、ということが大事になってきています。

この、右足を後ろに残す感じ、また、捻って腕を振る感じがイマイチ掴めない方は、こんなイメージをしてみてください。

【左足1本でボール投げ】

あくまで体の使い方を掴む方法です。

正面を向き、左足1本で立ちます。

もちろん、右手でボールを持ち投げるイメージです。

その際に、1度右足を前に、右手を後ろに、つまり上半身と下半身に捻りを作ってからボールを前に投げます。

投げた後も左足1本で立ってください。


どうでしょうか??

右足は後ろに残って、若干上がっていませんか??

こんな感じの体の使い方でサーブを打ちます。

感覚がつかめた方はわかると思いますが

回転動作
体重移動

なんてものは、ほとんど意識しなくていい
んです。

ねじって戻す

これだけでパワーが出ます。

勘の言い方はさらにわかるかもしれませんが、これをフォアハンドに応用すれば

ジャックナイフの完成です。
image.jpeg

参考までにジャックナイフを載せておきましょう。
ちょっと他の打ち方も入ってしまってますが・・・。


ジャックナイフは別にしても、サーブでのこのからだの使い方は、今のサーブでは欲しい部分なので試してみてください。


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2015年09月25日

バレーボールのアタックとテニスのサーブ

昨日、世界バレーはロシアに負けてしまいました。

私はテニス以外にも、陸上やバレーや野球やと色々と観ます。

世界バレーが騒がれれば、にわかバレーファンになり
サッカーワールドカップが近くなれば、にわかサッカーファンになり・・・。

今回のバレーボールは、ネクスト4ですよね。

やはりイケメンが出てくるとそのスポーツは盛り上がりますねぇ。
もちろん、ある程度実力が伴わないといけませんが・・・。

そんな中、バレーボールを見ながら、やはりどこかテニスにリンクさせてしまうのがテニスコーチの性でしょうか。

サーブやアタック。

image.jpeg
これは石川君のアタック。

私はボールを目で追わずに、アタック前後の体の使い方やフォームをチェックしてしまいます。

そして、こちらは世界一美しいジャンプサーブと言われている(ホント?)
柳田君のサーブ(ソフトバンクじゃないよ)
image.jpeg

そして、こちらが何も言われたことない私のサーブ
image.png

ラケットを使うか、素手で打つかの違いや、振り抜く方向などは違うにせよ、やはり形は似ていますよね。
ポイントは

右の肘です。

もう、バレーボールは頭から外してください。
『サーブ』と書くとテニスなのかバレーボールなのか、ややこしいので・・・。

どんな球種のサーブを打つにせよ、基本的にこの右肘の引きが大事です。
もしくは大胸筋の開きが大事です。

これが無くても打てなくはありませんが、パワーは出ません。

横からの動画はこちら。


トスアップで右ひじを引き
image.png

右肘からボールに向かっていき
image.png

インパクト
image.png

なるべく早く肘をたたむ
image.png

テイクバックでの反りや、膝の曲げ具合はご勘弁を・・・。

こんな流れです。

なので、最初の肘の引きが無いと、2枚目の肘からボールに向かっていき・・・ってのが無くなってしまうわけです。
この、肘から引いてテイクバックからパワーを出せる方は意識してみましょう。

問題は、この、いわゆる「肩を回す」動作が苦手な方です。

先ほども書いたように、打てなくはありませんよ。

この肘からテイクバックっというのが苦手な方は、テイクバックからのパワーが出せないので

インパクトから先でパワーを出していく必要があります!

4枚目の早めに肘をたたむという意識より、肩から先の腕全体で大きくたたみ込むようにして打ってみましょう。
もちろん、パチン!という感覚も欲しいところですが、大きな円を描きながらボールを押しつぶす。

という感覚のほうがしっくりくるかもしれません。
下手にパチンと打とうとしたり、内転などを使おうとすると、変に手首を小さく使ってしまい、逆にパワーロスしてしまいますので気をつけましょう。
スピンサーブってのは難しくなるかもしれませんが、そこそこのスライスサーブは打てますので試してみましょう。


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2015年09月20日

ボレーはテイクバック型??フォロースルー型??

しつこく、ボレーにこだわっちゃいます。

打点、ラケットセットの話をしてきたので、もう少し違った角度から。

さらに、今日の話題は正解は私自身もわかりません。
なので、あくまで頭の中で整理して皆さん試してみてください。

では。

大きく分けて2通りの打ち方がある気がします。

題名にもあるように、ポイントは打点になります。

打点を境にして

後ろから打点でボールを飛ばすテイクバック型

のか

打点から前、つまりフォローでボールを飛ばしていくフォロー型

どちらもボールが飛んでいき、練習すればそれなりにコントロールも出来てくるので、自分に合うものを探しましょう。

注意点は、上の文を読めばわかりますが

【テイクバック型】

テイクバックを取ってボレーする場合は、インパクトで止めるように意識しましょう。
テイクバックを取る分、つまり、振っていく感じになりますから、野球で言えば三振する可能性が出てきます。
なので、インパクトで止めずに振り抜いてしまうと真ん中を外す可能性が出てきます。

【フォロー型】

逆に打点にセットしてフォローでボレーする場合、打点にセットする分、真ん中を外しにくくなります。
これも野球で言えば、バントです。
その代わり、バントでは飛びがないので、フォローで飛ばす必要があります。
なので、前のフォロースルーをしっかりと取ってあげましょう。

私の場合、バックボレーは前者(テイクバック型)でフォアは後者(フォロー型)がメインです。

スローの動画を入れます。
まずはバックボレー


テイクバックを取って
image.jpg

インパクトで止める感じ
image.jpg

こちらは前回でも使用しましたが
フォアボレー。
私はフラット気味に打つのがメインなので。


打点にセットして
image.jpg

フォローを取る
image.jpg

image.jpg

最初に書いたように、これが大正解ってことはありません。
私のテニス経験の中で、今のところこの形が一番スムーズに打てるってだけで、今後も変わる可能性ありです。
私も進化したいですからねぇ・・・。

皆さんも、ちょっと試してみましょう!


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2015年09月17日

フラットボレーは打点にラケットセット。

ボレーの話題できているのでもう一つ。

打点にラケットをセットする場合のもう一つの形です。

何度か解説しているフラットボレーです。

何度か解説しているので打ち方などの詳細は割愛させていただきます。

 (フラットボレーの解説は→コチラ
 (こちらにもフラットボレーを書いています→コチラ

スライスボレーでは打点より上にラケットセットと書きました。
もちろん、その考えは変わりません。

昨日の内容のラケットを下に抜いて処理する場合は打点にセット
これも変わりません。

そして、もう一つ。
フラットボレー。
スロー編集したので載せておきます。


ラケットセット
image.jpg

インパクト
image.jpg

このフラットボレーも打点にセットして腕全体で打ちたい方向へ押し出す感じです。

ちょっと、ドライブボレーっぽくなりますが、私の感覚はそこまで強く打っている感じはありません。
スウィングはするけども、フラットでとらえるのでごまかしがききません。
なので丁寧にいかないと当たりませんので気をつけましょう。

ちゃんと当たれば楽に飛んでいきます。

速めのボールや、遠いボールなどに有効です。

速いボールに対して打点にセットせず、上から入れたら真ん中に当たらない、という感じですかね。

あ、いつの間にか解説してしまっている...。


ということで、フラットボレーは打点にセットしていきます。

状況や、どんなボレーをしたいかによってラケットセットは変わっていきますので色々チャレンジしてみましょう。


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2015年09月16日

ローボレーは膝を曲げて??

先日のボレーの話の続きです。

先日はラケットセットの話でした。

その時は、ボールの落下点にラケットをセットせずに少し上にセットしましょう。

ということでした。

しかし、打点にセットする場合もあります。

本日はその辺について触れていきます。

題名にもあるように、ローボレーの時です。

こんな話を聞いたことはないでしょうか??

「ローボレーでも膝を曲げて、ヘッドを落とさずに!」

間違ってはいないと思いますが、一般レベルでは厳しい場合が多いのではないでしょうか。

私が考えるに、ネットより低い打点であるローボレーはボールに当たるラケット面の角度が大事
なので、上向きの面で力の伝えられる形で捉える事が大事です。

膝を曲げて、ヘッドを落とさずに打っても、力が伝えられなければ返りません。

この画像を見てください。

image.jpg

image.jpg

フェデラー様のローボレーです。
上がインパクト前で、下がインパクト後。

もちろん、ウォーミングアップ的な練習の画像ですが、そんなに膝も曲がっていないし、ヘッドも下がっていますよね。

フェデラーだからでしょ??なんて思わないでくださいね。

無理に膝を曲げなくてもいいし、ヘッドを落とす場合だってある、ということです。

さらに、最初に書いたラケットセットにも注目です。

image.jpg
*同じ画像です。

インパクト前の画像です。
ほぼ、打点にセットしている感じですよね。

ヘッドを落とすような時は打点にセットして下に抜く感じとでも言いましょうか・・・。

簡単なボールの場合は上にセットして上からの勢いをつけていきますが、場合によっては打点にセットして下に抜く。

最終的には、ボールへの判断力、予測、ボールへの入り、反応・・・色々とありますが、ケースバイケースになってきます。

しかし

ヘッドを落とさない!
ローボレーでは膝を曲げる!

というのが絶対ではない、ということを理解しておきましょう。


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2015年09月14日

「ボレーは振らない」に気をつけて!

本日はボレーの話題です。

まず、前提として、ボレーでボールが全く当たらない、という人は例外とさせてください。
ある程度、ボレーってこんな感じで打つ感覚があり、試合になると...みたいな人を対象として書きます。

そんな方に大きな弊害となっているフレーズが

ボレーは振らない

という概念です。
これは

振らない時もある

というほうが正確だと思います。
また、先ほど例外と書きましたが、全く当たらないよ、という方は必要な要素かもしれません。

特別難しくないボールが飛んできた場合、多少なりとも自分から力を加えます。
その際に、全く振らないで打つと、良くてサービスラインくらいでしょう。

なので、何らかのエネルギーを加えてあげる必要があります

では、どう振るの?
って話ですが...その前にもう一つ弊害となっているフレーズがあります。
それは

ボールの落下点にラケットセット

こいつです。
ただ、これも先ほど同様、落下点にラケットセットする場合もあります
それはまた別としてください。

まずはこちらの動画を


静止画でいきましょう。

テイクバック時
image.jpg

ラケットセット時
image.jpg

インパクト直前
image.jpg

インパクト後
image.jpg

インパクト時よりラケットセット時の画像のラケットは上にあります。

上から押さえ込んで力を出す打ち方です。
これにより、ボールも直線的に飛ばせます。

同じボールでも打点にラケットをセットしてしまうと飛ばないので手首でこねたり、変に力んで悪循環に陥ります。

ラケットと腕、両方動かす。あえて振る、とは言いませんが肩から先を動かすことを意識しましょう。
さらに、ボールの速さや状況にもよりますが、落下点にラケットをセットせず、少し上にセットしてみましょう

フェデラー様の画像もありましたので載せておきます。

ラケットセット
image.jpg

インパクト後
image.jpg


上がセット時、下がインパクト時です。
結構、動かしてますよね。
こっちの方が説得力ありましたねぇ...。


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タグ:ボレー 

2015年09月10日

テイクバックは肘から?指から?

本日はフォアハンドのテイクバックについて。

プロを見ても誰一人として同じ形はないので、どれが正解ということはありません。

自分の中でこれが一番いいと思える形が正解だと思います。


私の中でポイントとして

うまく力が伝わっているか
速いボールに対応できるか
回転が思うようにかけられているか


この辺をポイントにしています。

そして、大事になってくるのがテイクバック。

私の中では3種類ある気がします。

指先先行型
肘先行型
中間型

(もちろん、勝手に名前をつけちゃっているだけです。)

私はレッスンの際にもこの3つに分けて、その人に合ってそうなものをチョイスしながら観ています。

それぞれ説明してみましょう。

【指先先行型】

テイクバック時に指先から反応して、ラケットの先端をグルッと回す形です。

若干肘が残る感じがしますが、手首が安定して、肘から先がシンプルに振れる気がします。

フラット気味、もしくは若干スライスで打つ方に多い気がします。
デルポトロなんかそういったテイクバックですね。
image.jpg

【肘先行型】

テイクバック時にラケットでなく、肘を後ろに持っていく形です。
当然、手やラケットはあまり大きく引かない感じになり、インパクトではタイミングが大事になってきます。
こちらはディミトロフ
image.jpg

たぶん私はこれだと思っています。
image.jpg

【中間型】

これは最初ラケットヘッドから反応し、その後肘を引いていく形です。
フェデラー錦織はこれな気がします。
肘先行型と似ていますが、肘先行型は肘がグッといくのに対して、中間型は指先、ラケットも一緒にいく感じです。
image.jpg

image.jpg

指先からも反応するので、一瞬、ラケット面が開く(若干、上向きになる?)ようになっています。


先ほども書いたように、私は肘先行型だと思うので、ラケットの開く感じはありません。
一応、動画を載せておきます。


私自身も、上の3つを変えながら試しています。
まぁ、どれが一番感じがいいか、その時々で変えて楽しんでいる程度ですが。

ちょっと、マニアックですが皆さんもチャレンジしてみましょう。
以外にハマるのがあるかもしれませんよ。


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プロフィール
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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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