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2015年09月16日

ローボレーは膝を曲げて??

先日のボレーの話の続きです。

先日はラケットセットの話でした。

その時は、ボールの落下点にラケットをセットせずに少し上にセットしましょう。

ということでした。

しかし、打点にセットする場合もあります。

本日はその辺について触れていきます。

題名にもあるように、ローボレーの時です。

こんな話を聞いたことはないでしょうか??

「ローボレーでも膝を曲げて、ヘッドを落とさずに!」

間違ってはいないと思いますが、一般レベルでは厳しい場合が多いのではないでしょうか。

私が考えるに、ネットより低い打点であるローボレーはボールに当たるラケット面の角度が大事
なので、上向きの面で力の伝えられる形で捉える事が大事です。

膝を曲げて、ヘッドを落とさずに打っても、力が伝えられなければ返りません。

この画像を見てください。

image.jpg

image.jpg

フェデラー様のローボレーです。
上がインパクト前で、下がインパクト後。

もちろん、ウォーミングアップ的な練習の画像ですが、そんなに膝も曲がっていないし、ヘッドも下がっていますよね。

フェデラーだからでしょ??なんて思わないでくださいね。

無理に膝を曲げなくてもいいし、ヘッドを落とす場合だってある、ということです。

さらに、最初に書いたラケットセットにも注目です。

image.jpg
*同じ画像です。

インパクト前の画像です。
ほぼ、打点にセットしている感じですよね。

ヘッドを落とすような時は打点にセットして下に抜く感じとでも言いましょうか・・・。

簡単なボールの場合は上にセットして上からの勢いをつけていきますが、場合によっては打点にセットして下に抜く。

最終的には、ボールへの判断力、予測、ボールへの入り、反応・・・色々とありますが、ケースバイケースになってきます。

しかし

ヘッドを落とさない!
ローボレーでは膝を曲げる!

というのが絶対ではない、ということを理解しておきましょう。


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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