昨夜、カメキチが一晩中ガサゴソうるさかった。きっと、また産卵するので、ずっといきばって、とても寝ている場合じゃないんだろう。これは夏の恒例行事で、余りにガサゴソと透明衣装ケースの水槽を、手足で擦り付けるので、最初の頃などは、手足が擦れたせいで、一晩で水槽の水が、血で薄っすら赤く染まったほどだ。その頃は、余りに黒板消しを擦るような不快な音なので、カメキチを水槽ごと玄関に移動させたほど。うちの猫らも一晩中続くその音がかなり不快らしく、昨夜ワシが茶の間との間のフスマを閉め切ったにも関わらず、ワシと一緒に座敷で寝ていた。
カメキチの最初の産卵は、花巻東の菊池雄星投手が背中を痛め、背中に注射を打ちながらも甲子園のマウンドで投げ続けた時だ。まだその菊池雄星投手が、メジャーリーグの投手として現役で投げていることがとても嬉しい。例年のことながら、カメキチの産んだ卵は、すぐに産んだカメキチによって、何かうまそうに勘違いされて、たちまちのうちに食われてしまい、水槽内の水はすぐに白濁し卵の殻が散乱し、それですぐに水を入れ換えるのが、例年の夏のワシの仕事だ。
2024年07月23日
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