まだ6時半だったので、ほのかに明るく、すぐ外に出てジロタンを捕まえようとしたが、ジロタンめ石段を木小屋の方へ逃げてしまい全然無理だと悟り、さっさと家の中へと戻った。雨は降り続き、夜9時前、布団に入る前に一度、縁側のサッシを開けて外を確認したが、暗闇の中にジロタンも何も見えなかった。
多分、ジロタンの脱走が気になっていたのだろう。夜中に零時過ぎに目が覚めた。ジロタンはどうしたのだろうと思い、一応、サッシを開けて確認しようとしたら、名前を呼ぶ前に、サッシを開けた途端、ジロタンが中へと飛び込んで来た。多分、縁側の前で鳴かずに、じーっと開くのを待っていたようだ。珍しく健気なジロタンを見た。
中へ入って来るなり、やっぱり腹ペコだったようで餌をガツガツと食べだした。縁側前は軒下ながら、雨粒が地面から飛び散って来るので、ジロタンの大きな体はその跳ね返った雨粒でじっとりと濡れていた。ジロタンも自分なりに頑張ったみたいだ。以前なら「ニャー」とうるさく鳴けば、すぐに家の中へと戻して貰えたけれど、今回はじっと我慢の子であった。二階で寝てたミネちゃん、シロタンも外へ出て行ったジロタンが心配だったようで、ジロタンが戻った様子に、すぐに下りてきて、雨露に濡れた体を二匹で舐めてあげていた。
だがそれから寝られなくなり、ふと取り込んだカーペットのことを思い出し、確か6/19に洗濯をした時に、同時に自分の布団に敷いてる敷布も洗ったはずなのに、カーペットは干したのに、敷布を干してないことに気付いた。これはジロタンの脱走のお手柄。今朝、改めて洗濯物を大量に干した物置の中を調べたみたところ、干さずに丸まってる白い布の塊を発見。洗濯してもう4日も経っていたけれど、改めて物干しざおに干した。もしもジロタンが雨の中、外へと脱走してなかったなら、きっと敷布はそのまま放置されたままだったに違いない。
猫日記より(2021.6.23)
今23度あるが、最高29度あったので寒い気がして、猫もコタツに入ってきた。
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