ところが、戸が2センチほど開いたのでこれはヤバイと思い、すぐに閉めようと慌てたのだが、一気に戸が5センチほど開いてしまい、その勢いでジロタンがその隙間に顔と体を突っ込んで開けると、そのまま脱走してしまった。その時点で晴れてはいたが昨日からの雨上がりでもあり、そんなには外にいても面白くはなかろうと踏んでいた。
前回の脱走も雨上がりで、きっと大丈夫だろうと思っていたら、生きたモグラを縁側前に持参したことがあったので油断はできない。幸いにもそのモグラくんは発見が早かったせいで奇跡的に無傷で、ジロタンがあっちに逃走した隙にボケの木の根元で解放したけれど。脱走後、一度縁側に戻って来た時には、植木鉢から5センチほど伸びた猫草をムシャムシャ食べだし、おいコラ!と怒鳴った。
11時15分頃、外でジロタンと思われる鳴き声が聴こえたので、縁側へ下りて行って、サッシ戸を開けてジロタンの名前を呼んだら、まるで子供が泣きながら石段を下りてくるみたいに、ニャニャニャとばかりに鳴きがながら石段を下りてきて、慌てたように縁側から家の中へと戻った。前回の時政くんとの遭遇時には強気に出たけれど、きっと今日は自分より強そうな相手に出くわしたに違いない。
猫日記より(2021.6.3)
今日は27度。猫らが畳の上でゴロゴロ横になってることが多くなった。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image