ねこ喫茶「ケイシー」自宅部

19:00
アタレさん（地元では山形アナでもアダレさん）ですが、大分前からポンド円を131円台まで下げさせたいとの具体的な目標値を出していたわけだが、今朝方ついに131.94まで下げ、あっさり目標に到達してしまった。もう少し時間があったら今週中だったが最安値付近で終わったので、おそらく来週は窓開けする可能性があり、131.8はあっさりクリアされそうだ。

実は改めて古い記事を調べてみたところ、6/11付「アタレさんの目標」という記事の中に、アタレさんは「ポンド円を131.8まで下げさせたい」との記述を見つけた。つまり、ほぼ達成したに近い。ちなみに、当時は135.65だった。ただ直近のアタレさんは、さらに目標値のハードルを（上げなくてよいのに）あえて上げ、131.4に自分から下げてしまった。これを「目標に到達しなかった」という言い訳にしたいかどうかは知らない。

日経先物も昨日夜の記事では22650円付近だったが、それから75円ほど上げた22725円がピークで、アタレさんらの売りが相当厚いのと、今後上がっても売り増しを続けるとの宣言で、上値は相当重いと諦めた短期筋が持ち玉を仕切り売りに転じて、夜10時以降は今朝方まで約370円（22350円）も急落して終わった。

この日経平均の今後の動きについて、「相場の分岐点。上下どちらに動いても大丈夫な準備を」とおじいちゃんがゆったのだけれど、それって予想じゃないんじゃないの？。ようはどっちに動くか分かりませんと言ってるようなもの。おじいちゃんは予想しても外れてばかりだから、安全策を取ったのだろうけど、それって(一応プロとして)ずるくないかい。それなら、いつも詐欺まがいのチャンネルが「これから円爆安相場絶対が来るぞ！」とぶち上げて大外れした方がよっぽど潔い。

予想が外れるのは仕方ないけど、おじいちゃんは予想が大外れしても、ずっと損切できずに玉を保有してる自分と同じ素人レベルじゃないか。でも正直に損玉保有を申告するのは良い。よく「自分は免許持ちだから大丈夫だけど、持ってない人が（動画等で）相場予想すると最悪逮捕されますよ！」とご丁寧に(脅迫めいた)忠告をしてくれてるけど、動画配信で逮捕された人なんて聞いたことないし、その動画を流した運営者がまず逮捕されるだろう。それよりも、かえって信用ある免許持ちの予想で大外れしてたら、免許無しが大外れしてるより被害が大きくならないか。肝心なのは免許の有無じゃなく、当たるか当たらないかだけだろう。

おじいちゃんの場合は、ようは自分の予想での取引では損するだけだから、再生されれば確実に広告再生で儲かる動画を熱心に更新してるだけ。だいたい自分の予想が外れたときのことを考えると、うかつに予想なんて公表できないのが普通の神経と思う。それが本当に当たるのなら全然問題ないが、おじいちゃんの場合、大抵的外れか曖昧な予想で全然使えないので元々「被害者」は少ないだろうが。

ただ一つ問題なのは、おじいちゃんの予想動画の再生数が少ないなら、毎日大ぼらを吹いても特に問題ないのだが、毎日2万回もの再生数では被害者も多いので、逆におじいちゃんの方が「危険人物」なのでは。投資系動画を見たけど、おじいちゃんみたいな、いかにも投資専門家が解説して、これこれこうだから、これからこれこれこうなります風の変に自信たっぷりな動画はほぼないので、金融庁の監視対象になっていても不思議ではない。

230億円のcisさんは、他人のお金を預かっての運用なんて、神経を擦り減らすだけで絶対やりたくないと本で読んだように、予想を信用してくれた人に損させて迷惑掛けることを考えたら、お金を最初にあげた方がまだ気が楽だと言うくらいだし、予想の公表なんて相当のレベルの人でも安易にはできないはず。

アタレさんが言うには、相場予想は当たるが実際の取引は下手な人は一定数いるとのこと。そういう人が取引よりも予想する仕事が向いているのだが、おじいちゃんの場合は予想は外れるは実際の取引も損失を放置してるはで、元々どちらにも向いてなさそうとのこと。

それと自分の取引を公表しても良いことなど何一つないので絶対しない方が良い、とアタレさん。それまで取引が上手だった人が、それを自慢しようとライブ配信などしたばっかりに、見てる視聴者に気を取られ調子を大崩しするのが関の山、なんだそうだ。

結論としては、もう老いぼれてはいるが（年寄りの特有の）免許持ちだけが自慢のおじいちゃんが必死に毎日予想したことが大抵外れ、自分らのように思い通りにならず損失を拡大し続ける、ということを楽しむエンターテイメント動画として捉えるべきなのだろう、と思い直すことにした。それなら納得もできる。

吉田拓郎でそれを例えるなら、古い船を動かせるのは（おじいちゃんみたいな）古い人だろうが、新しい船を動かせるのは（cisさんみたいな）新しい人じゃないのかみたいな。