庭のメヒシバはすっかり枯れてしまい全滅したけれど、オヒシバの方はまだ青々と残っており、シロタンがワシが庭から刈って持って来るオヒシバの細長い葉を、毎度縁側から楽しみに待っている。このオヒシバのことは、名前を知るまでは勝手に「モフモフ」と呼んでいた。毛の長い西洋犬のようなかんじに生える草で、山のペット墓地の辺りの地面を覆い尽くしており、草刈り機の刃に絡まりやすかった。
さっき、お湯割りのつまみに持ってきたチーズかまぼこを、足の上に寝転がりにきたミネちゃんが、スンスンと嗅ぐので、もしや食べたいのかもと、ちょっとだけ欠片をあげてみたら、案の定匂いを嗅いだだけで食べず。ジロタンも匂いを感じないようで結局食べず。
そこにやって来た期待のシロタン。シロタンなら何でも食べてくれるので、いつも最後の頼みの綱だ。シロタンも最初スンスンしたが、すぐにガブリと食いついて、しばしモグモグしていた。ゴムのように歯応えのない食べ物なので、ちょっと食べるのに苦戦したようだ。
他にも、シロタン以外の二匹は結局食べないが、シロタンだけは菓子パンの薄皮含めて好んで食べる。シロタンがオヒシバを好んで食べるだけのことはある。牛乳も好きなようで、冬でもシロタンだけ牛乳をペチャペチャ舐めている。好き嫌いの多いワイとは正反対の偉い猫だ。
猫日記より(2020.12.4)
(ワイが布団の右端に寝ていて、布団の上で子猫三匹が布団の真ん中辺りに陣取り、ミネちゃんが安定の布団の出口付近にいるという構図の絵入り)横向きで寝ているが、布団が重くて体を動かせない固定状態。ミネちゃんとジロタンの鼻が湿っている。シロタンとクロヨンの鼻は湿っていない。
2022年12月04日
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