最近の豪ドルの異常な爆上げで、売り玉持ちの人は毎日青色吐息とのことでご同情申し上げる。今、豪ドル売りの玉が膨らみ過ぎてる爆損王の動画を見たが、意外にとても慎重な人だと思った。68円から売りを入れてるとのことで、ただ枚数が多すぎてるだけで、現在豪ドルだけでマイナス400万だという。
欲深な自分ならもっと早く60円を底に反転し出したら、半分の64円辺りから売りを入れ出して、60円への戻りを(*´Д`)ハアハア狙っていたと思う。さきほど書いたばかりだが、ボリンジャーバンドのプラス2シグマまで待って売りを入れるのが正攻法と書いた通り、爆損王は日足のプラス2シグマまで待ってエントリーしているのだから、自分ならそこまで待てない。もしプラス2シグマまで到達しなかった時の、逃した魚が大きいからだ。
アタレさんによれば、この豪ドルの急騰の動きは日経先物と同じで、実はプラス2シグマに売りを入れた後、一旦戻したマイナス2シグマでとって返して、ほぼ売値と同額にはなるが、ここで素直に買いを入れるだけでよかったのだ。日経先物もこれでOKだったとのこと。
調べてみたら、豪ドルの爆上げは今回が特別ではなく、つい2016年6月に72.4円を底に半年後の2017年2月まで15円以上上げて87.5円で一旦天井を打っている。今回も60円を底に現在同じ15円上げの75円だから、それほど驚くに足らないが、含み損を抱えていると、つい最悪の方向ばかり考えてしまい、不安感にさいなまれてしまうものだ。殆どそれしか経験してないのでよく分かる。
ちなみに、前回の15円上げの直後に7円下げているので、約半分戻しでプラス2シグマからの売り方なら十分助かってお釣りが来るくらいだ。アタレさんは週足がプラス2シグマに到達してることに注目していて、超安全圏のここから売りを入れたいくらいだそうだ。もっと高く買ってくれた方が仕入れ単価が上がって「ごっつあんです」とのこと。
しかも前回は15円上げで買いシグナルに転換したけど、今回は同じだけ上げても転換すらしそうにない基本的には売り局面なのだ。だから、もしこの豪ドルが買いシグナルに転じるなら、さらに15円上げの90円くらいまで行かないと転換しないので、一直線にそこまで上げるには、豪州が数年中に米国並みの経済大国にならない限り無理だから、事実上有り得ないだろう。まさかのことがない限り、太めの爆損王は助かるだろう。
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