うちの猫は親子関係だが、猫にも順位付けがあるようだ。まずシロタンとジロタンの兄弟の間には順位付けがない。いつも遠慮なしにふざけ合っている。これが母猫ミネコちゃんが加わると、ちょっと事情が変わる。ミネコちゃんにとっては、ちっちやな頃から自分のおっぱいを飲んで育った息子たちなので、息子は息子だから、自分が一番上であるという立場を絶対譲りたくないようだ。
ミネコちゃんも今までは、産んだ子猫はどれも自分から巣立って行ったと思うので、この家に親子でお世話になることになってからは、初めて親子の同居生活が始まり、猫世界ではふつうあり得ないことなので、どう大人になった息子たちと接して良いのか、最初とまどっていたはず。
現在の体格的には、一番大きいのがジロタンで、次がシロタン、一番小さくなってしまったのがミネコちゃんだ。それでも、ジロタンとは互角で、どちらがトップかは分からないが、一旦外へ出てしまえば、対野生動物との間で実戦経験が豊富なミネコちゃんに、まるでかなうはずがない。
ミネコちゃんはいつも息子らに、自分より下の立場であることを教え込もうとして、無抵抗のシロタンに噛みついたり、息子らに意味もなく繰り返していたのが耳に噛みつくこと。一瞬だが噛みついてみせる。これが自分が上位者であることを見せつける方法なのだと思われる。
特にシロタンは「老け顔天使」だけあって考えも古風なもので、親にたてつくなど、もってのほかという考えの持ち主なので、いつも親の意見には逆らうことなく従順に従うタイプ。その一方で、現代っ子風のジロタンは、昔気質ではなく実力主義という現代的な考えの持ち主なもので、いつもこの二匹で主導権争いが絶えなかったが、結局、最後は母親であるミネコちゃんに逆らえないようだ。
実はおいらもミネコちゃんには、臭いを嗅ごうと顔を必要以上に近づけたりすると、スッと片手が浮き上がり、今にも頭を叩かれそうになるので、「なんでそんなことするん?」と言葉で言いながら、わざと頭を叩かれようとしたりした。実際にミネコちゃんパンチを何発か頭に食らっているが、いつも一発だけで終わったが。
どうもおいらのことを、自分を保護した人というよりも、自分より下に思っていた節がある。それも保護してから一冬越して、2年目に入ってからは、猫トイレの毎日の掃除や餌やりなどの功労が認められ、「自分より上の人」とやっと認めてくれたようで、頭上への猫パンチのモーションが消え、以降一切ない。
猫日記より(2020.7.29)
猫トイレの掃除で分別した猫糞は、食パンの空袋に入れており、溜まったらすぐに庭の鶏頭などの地面に撒いているので、只今在庫なし。シッコ砂の方は、雨続きで天日干しで乾燥させられず、3袋も在庫が溜まっている。
2022年07月29日
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