久しぶりにカメキチ先輩(17)のことも書こうかと思う。カメキチくんは20005年にうちのおばあちゃんがコメリで買ってきたミドリガメで、今年17歳になった。本当に病気ひとつしたことなく、歴代で一番手が掛からないペットだ。実はカメキチくんはメスで、メスとは知らず「カメキチ」という名前が自然発生的についた。
ところが、夏のある日、水槽のレンガの陰に細長い楕円形の白い細長い何かがあるのを発見した。最初なんだろうと思ったが、どうみても卵にしたか見えない。カメキチくんはメスだったのだ。どうやらミドリガメの業者の都合上、卵の孵化の温度の関係から、市場に出回るミドリガメはほぼメスらしい。
うちに来た当時は五百円玉硬貨くらいの小さなカメだったが、すぐに30センチくらいまで大きくなった。最初二匹いたので、もう片方はキミドリ色で来た当初から元気がなく、すぐに死んでしまったが、もう片方のカメキチくんは来た当初から暴れまわるくらい元気で、死んだ子ガメの分まで生きている。
もし二匹とも元気だったなら、水槽もヒーターもお世話も何から何まで二倍必要で、その後かなり大変だったと思う。話は戻るが、その自分が産んだ卵なのに、カメキチくんは食べ物と勘違いしパクリと食べてしまい、水槽の水が卵の殻の破片など含めて毎度白濁した。その後大人になるにつれ、産卵の時期が早まり、早いと五月ごろに起きた。
ところが今年、もうこんなに暑いにも関わらず、水槽でカメキチくんが産卵した形跡が全然ない。ついにカメキチくんも人間でいう更年期に入ったのだろうか。ともかく、最初の卵を発見した時のことを、よく覚えているのだが、茶の間のテレビで夏の甲子園を見ている時で、花巻東の菊池雄星投手が投げている試合だったことは、よく覚えている。
今、菊池雄星選手(31)のことを調べると、夏の甲子園に出たのは高校三年の2009年8月だから、カメキチくんは4歳で初めて産卵したことになる。猫より大分遅い。カメキチくんは何回にも分けて卵を産むので、そのたびに水槽の水の交換と掃除で面倒ではあった。それがついにこの夏、産卵が止まる気配がある。もしかして最初に戻って、また8月まで押すかもしれないけど、今年ついに勢力拡大が止まった山の竹みたいに、カメキチくんもワシのように高齢者入りした模様だ。
当市のスポーツ少年団を経て花巻東から大谷翔平選手が日ハムに入団した年のこと、前年、大谷先輩と同じチームだったこともある、2013年の夏の甲子園で「カット打法」で有名になった小兵・千葉翔太選手が、ワシも労働者だった三菱自動車を経て、今年から市職員に採用され、当市のスポーツ担当に配属になっていると市広報で読んだことがある。
小柄(156cm)であることからストライクは全部ファールにして四球を選んで出塁するという、確か高校野球漫画「ドカベン」でも読んだことのある、殿馬が得意とした戦法で、当時もルール上では合法なのに審判団から注意されたり物議を呼んだことは、甲子園ファンの恋ちゃんも覚えていることだろう。
猫日記より(2020.6.26)
やっと、子猫の世話の毎日のルーティーンが決まってきて、時間が掛からなくなってきた。
2022年06月26日
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