今朝も在宅勤務前の朝活カヤックフィッシング。
今日もこれ以上ない安定した波風。気温が高いけど、日差しがきつくなる前にポイントに到着すればなんとかなる、ということで5時頃、海岸を出発。
今日は前回の沖の根の沖ポイントへ足漕ぎ直行。
到着は5時40分頃。
既に汗だく。
早速、前回のサバポイントでオイルサーディン用の鯖を捕獲すべくジグサビキのショットガンを投下。
用途まで決まっていると、俄然釣る気が沸くから不思議。
そのやる気が空回りするかと思いきや、一投目から着底と同時にサバがヒット。
水深がいつもよりあるので、サバと雖も手応えを味わえるので楽しい。一応「何かな?」なんて思ってみたりもして。
一投目の後は続かず、ポイントを小移動しながら魚群探知機(
ホンデックスPS-611CN)に映る反応にショットガンを当てていくと、まずはメバル。
何が釣れるかわからない感じで楽しい!
その後!サバが2匹。バラシも数匹。
ブリいないかなぁ、と調子に乗ってウロウロしてはジグサビキを落とし続けるもその気配なし。
と思っていると、カヤックの直ぐ後ろでドカン(ドボン?)という大きな音がして振り向くとカヤックが揺れるほどの波紋が広がっている。
エッ?ゾンビ鯖が復習に来た?と思うくらい怖い。
ゾンビ鯖なら良いけど、サメとかじゃないよな、と辺りを見回す。
すると、今度は少し離れたところでドーン!
シイラだ。デカっ!
1メートル超えそうなサイズは浅場ウロウロの自分はあまりお目にかかる事がない。
シイラを食べる対象と見てないので、あれが釣れたら仕掛けやられるだろうなぁ、と少し釣りを中断。
なんせPE1号、ショックリーダー20lb(
VARIVAS VEP 20lb サビキがPEラインに絡むとややこしくなるので1mほど装着)、サビキ仕掛の幹糸も5号なのでほぼ20lb。シイラ用の一般的なタックルの半分位しかない。
これはなんとかやり過ごすしかないと、しばし飲み物を飲んで休憩。
もう近くにいなそうだな、と思ってジグサビキを投下すると、フォールする暇もないくらいの時間で猛烈に仕掛けが水面に沿ってダッシュ開始。
カヤック下にでも居たかと思うナイスキャッチ!そりゃそうだ、一匹だけなわけじゃないもんなぁ・・・
こうして望んでなかった立派なシイラとの格闘をすることに。
格闘って言ったって、こちらは泳ぎ疲れるのを待つしかないので、ひたすらジャンプと急潜航に耐えるだけ。
リールのドラグが効いてても、引きずられるようにカヤックごと移動しちゃってる。
いつかラインが切れるんだろうなぁ、と思ってもいたんだけど・・・
リールとロッドがいい仕事してるのか、いつまでも暴れ犬につけたリーダーみたいに繋がったまま。
最後はいよいようまく泳がせて陸の方に帰れないかと考えるも、ようやくシイラ様もお疲れになってきたようで、カヤックの近くに寄ってきた。
散々暴れたせいなのか、ジグ(
TGベイト45g)は口から入ってエラから出て、顎にフッキング。これは外れるハズもない。
さらにはサビキ仕掛けが孫張りよろしくヘルプ。
針がたくさんあるので、ハンドランディングは怖いし、
ラバーネットには頭しか入らなそうだけど、仕方ない、ラバーネットで・・・
案の定、ラバーネットには頭すら収まらず、ジグのフックだけがフッキングして最悪の事態を招来。
仕方なく、体をむんずと掴んでカヤック上に引き上げて、足でなんとか抑え込むと、ようやくおとなしくなった。
そこまでしといて、まだ食べる気はなかったので、早くフックを外してリリースしようと仕掛けをバチバチカット。
さぁ、リリースするぞと海に戻してみるけれど、あれほど元気だったシイラ様がグッタリして、ダメだこりゃ状態。
これはもう食べるしかない。
腹を決めて記念撮影。
これは絶対メーターオーバーでしょ、と思うも、実際のところは90cm。
メーターオーバーが釣れたらどうなるんだろ??
そして半分に切ってクーラーボックスへ。
お腹にはめったにお目にかかれないサイズの魚卵がドッサリ。
ありがたくいただきます。
そんなこんなで、多分15分くらいは消化してしまい、小さいクーラーボックスもいっぱいだし、タイムリミットの7時になったので納竿。
なんだかんだでも、楽しい釣りだったと満足して、いざ在宅勤務へ。
楽しく遊ぶと仕事にも身が入るなぁ〜、といえる日がくると良いけど・・・
ちなみに初シイラのお味はというと
刺身は脂が少ないので、激ウマってことではないけれど、旨味は適度にあってまずまずの美味しさ。
ムニエルは素材の味分からんだろ?と言われればそうかもしれないけれど、美味い!
そして、最高だったのは卵。
メバルと一緒に醤油味煮たら、激ウマ!ご飯のお供にピッタリで子供がバクバク食べてあっという間に消滅。
いままで、ルックスだけで食わず嫌いしてたけど、これからは有り難くお持ち帰りさせてもらう事になりそうだ。