早朝は北より1〜2mの風で、10時過ぎから南より4〜5mの予報なので朝が勝負と意気込んで5時にカヤックに乗り込んだ。
そろそろ海中にも春が訪れはじめ、水温が上がりつつあるようなので、ショットガンでカタクチが捕獲出来るのではないかと期待。
見事カタクチイワシが釣れた際はムーチングでの大物狙い。
予想通り、魚群探知機を見ながらパドリングしていると、浅い湾内からかなりの反応が出ている。
おそらくシラスだろう。
そして水深10mのあたりで、少しまとまった反応が出たので、ショットガンを試すと、一撃でなかなかの手応え。
上げてみると20センチクラスのアジが二匹。これは幸先がいい。
これなら、道中でのカタクチ捕獲に期待が持てそうなので、逗子沖水深30mめがけてパドリングを開始。
北風が少し強くなってきたが、予報は変わってないので、きにしなかったのだが、約1時間でポイントについた頃には、風速5mはあろうかという状況。
直ぐにカヤックが沖に流されてしまうし、波も結構大きくなっていた。
それでも、いずれ風向きが変わるのだからその前に止む時間があるし、南かぜに乗って帰れば楽だから、位に考えて、根回りで、ショットガンを繰り返すと、やはりカタクチがヒット。
かなりの小さいワカサギのようなものだが、ムーチング用の貴重なエサ。大事にバケツに捕獲するのだが、直ぐに死んでしまい、なかなかたまらない。
何度もポイントに戻っては、流されるのを繰り返して、ようやく五匹ほどの活き餌を確保。
さぁ、ムーチングと行きたいところだが、風と波は一向に収まる気配がない。
▼危険を感じたら則撤退。これ基本!▼
8時半頃になって、もしこの場所で、これ以上の風が吹いたら、帰れなくなるかも、という恐怖心に襲われ、せめて中間地点まで戻る事を決断した。
それからは、パドリング地獄。
なんせ必死のパドリングにも関わらず時速2〜3キロといつもの半分も出ない状況。
漕いでも漕いでも進まない感覚に耐えながら、1時間ほど漕いで何とか逗子沖水深15m付近に到着。
依然、風は止まないが、少し安心したので、ここでムーチング。
生存者は一匹だったので、一度のアタリで持っていかれて敢えなく終了。
10時半頃、気持ちのいい凪の海をお疲れモードで帰還。筋肉痛が恐ろしい。
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