ホビーカヤックフィッシングin鎌倉

梅雨の合間の晴れ間、しかも波・風とも穏やかなカヤックフィッシング日和。

3:45分起床、４時過ぎに海岸に到着。今日はイナダ・カンパチあたりを釣りたいなぁ〜、しかも近場で、という狙いで日の出前にカヤックに乗りこんだ。







朝から気温が20度近いとあって、ウエアは今シーズン初のウェット仕様。

まずは日の出までの時間は浅場で魚群探知機で魚の反応があるエリアを探してシーバスを狙う。

【シーバス用タックル】
・ロッド　TENRYUオフショアライト　6フィート　
・リール　シマノ　ツインパワー4000HGの98モデル
・ライン　ファイヤーライン16LB＆ショックリーダー16LB

水深4-5mあたりではほとんどまとまった反応がないので、少し沖目に移動。

7m位のところでは、魚群探知機に少し反応ごあるけれど、ルアーには反応がない。

取り敢えずベイトフィッシュを確認するためジグサビキのショットガンを落とすと、釣れたのは小サバ。

【ショットガン用タックル】
・ロッド　TENRYU　オフショアライト　デルソル　6ft
・リール　シマノ　アンタレス
・ライン　ファイヤーライン16LB＆ショックリーダー16LB

やっぱこの浅場付近はイワシでなくサバが多いようだ。



あれこれ試しながら粘るもヒットなく、日の出。

仕方ないのでもう少し沖にカヤックを向ける。



稲村沖水深12mのあたりから、魚群探知機に映る魚の反応が増えてきたけれど、カタクチイワシのようなまとまった反応ではない。

試しにジグサビキのショットガンを落とすと、今度はウルメイワシ。

アラァ〜、もうカタクチシーズン終了？



取り敢えず、ウルメイワシが釣れたジグサビキを落としての落とし込み釣りを開始する。






すると、すぐになかなかの大物の引き。

調子の良くないアンタレスのぎこちないドラグの働きで、テンションが緩んだ瞬間にバレてしまった。

お約束の逃した魚はデカイ。巨大魚！に違いなし。

戦犯に仕立てられたアンタレスも気の毒だけど、このポイントでの、この手の魚は、最近連続でバラしてるから、相性が良くないのかな・・・



その後も落とし込みを続けるも、アタリがない。周りでパチャパチャとイワシが跳ねていて、所々でボイルが起きているので、バイブレーションをキャスト。

すると、表層で、ワカシがヒット。ワカシかぁ〜、と気が抜けると同時にランディングに失敗して海にお帰りになった。

イナダは深めにいるかな、と今度は海底まで落としてゆっくりリーリングしてくると、ガツッとアタリ。

あまり大きくないけど、何かとおもって釣り上げると、予想外のカサゴ。

結構、海底から浮いてたと思うけど、追いかけてきてたのかな？



釣れたのは有難いけれど、イマイチ冴えない。ウルメイワシの反応も少なくなったので、更に沖の根を目指して足漕ぎ開始。

水深25mあたりの根周りにくると、浅場とは別世界のような魚群探知機真っ赤っかのイワシ大水泳大会。

そこら中でナブラになっているので、取り敢えず、バイブレーションをキャスト。



すると、一投目でワカシがヒット。



その後もワカシがヒットしたけれど、何となくリリース二回。

いかにもイワシな魚群探知機の反応にジグサビキのショットガンを落とす。

釣れてくるのはウルメイワシとカタクチイワシ半々位のバランス。

なんでもいいから、取り敢えず落とし込み。

でも、反応はない。






実はこの時、いつも目印にするブイにボートが係留して釣りしてると思って、それを目印にいつものポイントだと思って仕掛けを落としていたのだけれど、釣れずにしばーらく経ってから、そのボートが係留してなくて流されてることに気がつく大失態。

あわてていつものポイントにカヤックを乗せて、ショットガンを落として、イワシが付いたところで落とし込み。

直ぐにイワシが暴れはじめて、ロッドが引き込まれたので合わせ・・・が、食い込み甘く針がかりせず。

それを2、3回繰り返してしまって、間違いなく魚はイワシの下に集まってるのに〜、と焦る。

そして、４回目位のとき、完全に食い込むのをしっかり待ってアワセ。

今度はヒット、と喜んだけれど、これは中型カサゴ。その次は小型カサゴ。

ダメかと思ったその次、今度はデカイ！

あまり暴れないので、大きいヒラメかなぁ〜、と思いながら慎重に時間をかけて釣り上げると、50cm弱の美味しそうなヒラメ。

お気に入りのサビキ仕掛け追っかけアジ（ハヤブサ　10本針　３号ハリス））の針が伸びかかっていて、ばれる寸前。あぶね〜

青物じゃないけど、これは嬉しい。



喜びいさんで首元を切ってシメたあと、内臓を出そうと腹を切るとき、うっかり口の中に指を入れてしまった瞬間、ガブ！

イタぁ〜

幸い直ぐに口が開いて、ビニール手袋二枚重ねの上からだったので大した傷にならなかったものの、確認するとシッカリ出血。

気をつけないとなぁ〜



その後も２匹目を狙うも、続かず。8時タイムアップで納竿。



ベタ凪の海を気持ちよく、快適ホビーカヤックの旅、のつもりが、気温がグングン上昇して、暑い！
最近、乗った日が暑くなかったので忘れてたけど、この時期は遠くに行ってる時は８時までもやってちゃダメだった。

とめどなく流れる汗、ポカリスエットで水分補給しながら何とか帰還。

最後はシンドかったけど、梅雨の谷間ながら、気持ちいいベタ凪、イワシの大群とナブラを眺めながらのカヤックフィッシングは最高だった。

ヒラメの刺身にカサゴの煮付け、楽しみだなぁ〜