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2014年06月04日

台北 國立故宮博物院展、楽しみです^^

台北の故宮博物院といえば、玉器、青銅器から、陶磁器、書、絵画まで、中国美術の粋がそろった世界有数の美術館ですが、今年の夏特別展「台北 國立故宮博物院−神品至宝−」(2014年6月24日(火) 〜 2014年9月15日(月・祝))が、まず東京で開催されます。
門外不出の「神品」が展示されるということで、翠玉白菜が話題になっていますけれども、中国歴代皇帝の素晴らしい財宝がまとめてみられる貴重な機会ですので、とても期待しています。

開館時間は、通常は9:30〜17:00(土・日・祝休日は18:00まで。入館は閉館の30分前まで)ですが、会期中の金曜日および「翠玉白菜」展示期間(6月24日(火)〜7月7日(月))は毎日20:00まで開館 するそうです。
また、6月30日(月)、7月7日(月)、8月18日(月)、8月25日(月)は特別展会場のみ開館するそうです。國立故宮博物院展のみ鑑賞なら、この日はねらい目かもしれません。

お得情報として、「台北 國立故宮博物院−神品至宝−」会期終了後の2014年9月17日(水)〜10月5日(日)まで、本特別展半券を当館正門総合文化展チケット売場にて提示すれば、総合文化展を半額の割引料金で鑑賞できます。
「台北 國立故宮博物院を極める」(とんぼの本)は、カラー写真も豊富で、故宮の収蔵品をわかりやすく紹介しており、中国美術・絵画の格好の入門書となっています。今回の出展作品もいくつか紹介されていますので、展覧会の前に勉強するとより楽しめるかもしれません。

東京国立博物館は企画展はもちろんですが、総合文化展いわゆる常設展示もとても充実しています。特に東洋館(アジアギャラリー)が、2013年1月2日(水)にリ ニューアルオープンしてからは、楽しみもさらに増えたように思います。
東洋館は、 中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、西アジア、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物が展示されており、東洋美術の小旅行が東京で楽しめちゃいます。「東洋美術をめぐる旅: 東京国立博物館 東洋館 」 を拝見すると、その所蔵品が質量ともにとても充実していることに驚かされます。解説も詳しく、東洋美術の入門書としてもオススメの本です。

また東京国立博物館全体の案内としては、「井浦新の美術探検 東京国立博物館の巻」があります。
冒頭で井浦さんは、「何度足を運んでも、行くたびに新しい発見があり飽きることがありません。」と書いていますが、私も本当にそう思います。これを読むと、特別展だけ見て、常設展を見ないなんてもったいない!と思いますよ、きっと。
東京国立博物館の楽しみ方がわかるとともに、井浦さんの日本美術に対する熱い思いが伝わってくる一冊です。

ところで、東京・京都・奈良・九州 国立博物館4館の平常展(総合文化展)は何度でも、特別展は好きな特別展を1回ずつ(合計6回まで。各特別展は1回に限ります)見られるパスポートのことをご存知ですか?年会費 一般4,100円 29歳以下3,000円 学生2,500円 1年間有効(税込)ですが、特別展が1回1,600円くらいすることを考えるとかなりお得ではないでしょうか?東京国立博物館の窓口のほかオンラインまたは郵便振替でも申し込み可能です。

また今年から総合文化展に何度でも無料で入場できる、ベーシックという制度も導入されました。こちらは、年会費 一般1,500円 29歳以下1,100円 学生900円 1年間有効(税込)です。

posted by はまやん at 21:20| アート
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