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2022年06月10日

計算高さは脳梗塞になっても健在の父

母が元気だったときには、確かに 父と母はふたりして難波へ出掛け、映画を観て、食事して楽しそうだった。

ただ超現実主義の父は 母が食べたいものではなく、値段に目をやり、

母がボヤいていた。
"お父さんと一緒に行くのはエエんやけど、それよりこっちにし。"

価格が高いから。とは言わないらしい。

その辺りの金銭感覚は 私は全く理解出来ない。

母が "ちょっと、喉乾いたから、お父さん喫茶店寄ろ?"
と言っても、"家帰って、ゆっくりして、飲んだらエエ。" と父

決して、もったいないとか、お金かかる。とは言わないらしいのだ。

その辺の計算高さは90歳になった今も健在。

なので、脳梗塞で4回も救急搬送されながらも、言葉に障害も無く、体の麻痺もなく、記憶力は より研ぎ澄まされ、人の名前を 90歳になった今でも一回で覚える。

ヘルパーさんやら、デイサービスへの通所者の方の30人ほどの 名字と名前をセットで覚えると忘れないそうだ。

父が私などと感覚が全く違う。受け入れがたいとおもったのは、

もう10年以上前。

皆が元気だったときに、将来この世を去るときの話をした時、父が "お母さんや お前(私)が居らんようになっても、お父さんは 大丈夫や。"と言った。


私は この人オカシイ!と感じた。

違うやろ?!
お前やお母さんが居なくなったら、ワシは1人ではいきていけん。

と言うのが 普通じゃないか!と私は思う。
誰も居らんように鳴ったら、寂しくて、悲しくて生きる気力が無くなって。。と言うのは父には全くわからないようなのだ。

私がお父さんの考え理解出来へん。と言ってもキョトンとしている。


昨年 母がお気に入りの座ることも出来るお気に入りだった手押し車を 私が不在の時に
"使わんし、邪魔なので引き取りにきて欲しい、"なんて、平気で言える父なのだ。


足元がおぼつかない母は外出しなくなり、歩けなくなり、足腰が弱り、家の 何でもないところで、転んで骨折したことの原因はもしかしたら、自分(父)ではないか?
などとは 思ってもみないし、理解出来ないようだ。

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独り身で気楽に過ごしていた私がある日突然、父と母ふたりを ほぼ同時に自宅介護することになった
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