2024年04月15日
水原一平容疑者 大谷翔平選手に”口裏合わせ”の懇願をしていたことが発覚
水原一平容疑者が、大谷翔平選手に“口裏合わせ”の懇願をしていたことがニューヨークタイムズによって明らかになった。
水原一平容疑者は、違法賭博の借金を返済するため、大谷の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金した疑いで米司法省から訴追されていた。
日本時間4月13日、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷した水原一平容疑者は、保釈保証金は2万5000ドル(約375万円)、米国外への逃亡などを防ぐためパスポートは連邦当局が保管、大谷翔平選手との接触禁止、ギャンブル依存症の治療プログラム受講、カリフォルニア中央地区の管轄区域内の滞在、賭博禁止および賭博施設の立ち入り禁止、胴元との接触禁止などが言い渡され、違反すると、保証金の納付義務が生まれる。
水原一平容疑者は、次回5月9日に出廷し、罪状認否を行うが司法取引を行い、禁固刑となる見込みである。
この水原一平容疑者について、ニューヨークタイムズによると大谷選手に“口裏合わせ”を懇願していたとのことだ。
一連の流れはこうだ。
韓国・ソウルで行われた20日の開幕戦に勝利した試合後、
1.クラブハウスで水原容疑者がチームメートに「自分はギャンブル依存症だ。ブックメーカーへの借金をショウヘイに肩代わりしてもらっていた」などと衝撃の告白を行った。
2.大谷選手は、水原容疑者の言葉に耳を傾けたものの、完全に理解することができなかった。
3.数時間後の深夜、ついに水原容疑者をホテルの地下にある会議室に引っ張り込み、2人きりの部屋で事情を問いただすと、大谷選手の銀行口座から莫大な金を盗んだことを白状した。
4.水原容疑者は、大谷選手に「翔平が僕の借金を肩代わりしたことにしてもらえないか」と懇願。
5.これを大谷選手はきっぱり拒否。ネズ・バレロ代理人を会議室に呼び、ロサンゼルスの弁護士、水原容疑者の妻も会議に参加する事態となった。
6.間もなく、大谷選手と違法賭博に関する見出しのニュースが世界中に広まった。
水原容疑者の行動は、ギャンブル依存者の恐ろしさを物語っている。
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