2021年10月19日
【早死にする職業はこれだ!】早死にする職業ベスト10とその要因について
寿命を規定する因子としては、本人の持っている遺伝的、体質的要因に加え、食生活、運動習慣などの生活習慣が広く知られています。
しかし近年では、どのような仕事に就いているか、どのような社会的地位にあるかも健康に大きな影響があるということが分かってきました。
今回は、SPA!に掲載されていた、「早死にする職業ランキング」を紹介します。
【目次】
1,早死にする職業の特徴
2,早死にしやすい職業ベスト10
3,最後に
【早死にする職業の特徴】
事故が起こりやすい危険度の高い仕事などを除いた場合、職業が寿命と関連する要因は大きく分けて2つあります。
ひとつは、『裁量権の有無』。
自分で自分の仕事をコントロールできる人ほど、ストレスが低いので長生きする傾向があります。
イギリスの研究の結果でもこのことを示唆しています。
もうひとつは、『過重労働・暴飲暴食』。
深夜までの残業や徹夜が当たり前の長時間労働や、接待続きなどの過剰飲酒は、当然体には悪影響があります。
この2点の影響を受けやすい職業が、「早死にしやすい職業」と考えられます。
【早死にしやすい職業ベスト10】
今回のランキングは、前述の『裁量権の有無』と『過重労働・暴飲暴食』な2点の影響を受けやすい職業をランキングにしました。
1位 大手広告代理店の営業
2位 IT企業の下請けSE
3位 チェーン飲食店店長
4位 若手官僚
5位 病棟勤務の看護師
6位 タクシー運転手
7位 LCCの客室乗務員
8位 自衛官
9位 公立学校の教員
10位 トラック運転手
まず健康に良くない職業として思いつくのが大手広告代理店の営業マンです。
彼らは、徹夜仕事は当たり前の超激務ですが、裁量が少ないです。
加えてお客との接待で連日大酒を飲むことも珍しくない。
給料やステータスは高いものの、体には負担です。
そして、「IT企業の下請けSE」や「チェーン飲食店店長」。
どちらも長時間労働のうえ、給料も安いです。
下請け会社のSEは基本的に親会社のムチャぶりには逆らえないし、店長も、結局は雇われなので裁量権はほぼありません。
そして、意外にも「若手官僚」です。
官僚はエリートで好待遇のイメージがありますが、それは年長者だけです。
基本は年功序列の縦社会なので、若手は給料も安いし深夜まで働かされるのが通例です。
実際、某省庁では入省した若手20人のうち、3人が10年以内に自殺したというデータもあります。
また、上記2点に加えて「勤務時間が不規則」な職業も、かなり寿命に影響を及ぼします。
不規則な生活は、当然、身体に害です。
つまり、毎日ではなく、不定期に夜勤があるような仕事は健康に負担です。
たとえば、病棟勤務の看護師や会社勤務のタクシー運転手や長距離トラック運転手です。
彼らは数日に1回は夜勤があるので体内リズムを崩しやすいです。
さらには、どちらも上から管理される仕事なので、裁量権はありません。
CAの仕事も大手なら好待遇だしフライトとフライトの間には休みも取れますが、LCCのCAは経費削減のため、給料は安いし連日フライトが入ったりとかなりのハードワークです。
【最後に】
仕事の中でも、「長時間労働」や「不規則な時間の労働」、「接待などの暴飲暴食」が体に影響しやすいのは分かりやすいと思いますが、「裁量権がない」仕事も、これは、たしかに、精神的ストレスが貯まりやすくなります。
今は、職場で、ストレスチェックテストか義務化されていますので、どんな職業や仕事内容がストレスを受けやすいかなどの統計的データなども出てくるかもしれませんね。
皆さんは、仕事でのストレスをどのように感じますか?
今回のブログは、以上です。
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