2021年09月15日
親ガチャとは?意味、由来、話題になっている理由とは?
「親ガチャにハズレた…」
皆さん最近「親ガチャ」という言葉を見聞きしませんか?
ネットニュースなどで取り上げられたりしているこの言葉、いったいどのような意味なのでしょうか。
本記事では「親ガチャ」とは何なのか、この言葉の由来や、話題になっている理由について解説します。
【親ガチャとは】
親ガチャとは親の経済力、性格、容姿や才能の遺伝子などといった要素をガチャガチャに例え、親に当たりかハズレかの優劣をつけるように言ったものです。
親という自分では選べないランダム要素で運任せな点がゲームのガチャなどに似ていることから「親ガチャ」といわれるようになりました。
【親ガチャの由来と今、話題になっている理由】
「親ガチャ」は2017年ごろからネット掲示板の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で使われ始めたものです。
そこから徐々に多く使われるようになり、2021年9月7日に講談社の「現代ビジネス」によって親ガチャについての記事が書かれ、それがネット掲示板を中心に話題になり、さらに言葉が広まりました。
最近では芸能人が親ガチャについて言及したり、Twitterのトレンドにこの言葉が入っていたりしました。
【親ガチャという言葉に対する賛否や世間の反応】
《ひろゆき氏(西村博之氏:元「2ちゃんねる」管理人)》
「令和2年度は、児童相談所の児童虐待対応件数は20万5029件、過去最多。子供は減ってるのに、児童虐待が増えてるわけです」と示した上で、「ひどい親がいる現実をほっといて『親ガチャ』という言葉を使うのは良くないとか言ってるのは、恵まれた環境で育った人の驕(おご)りだと思うおいらです」
(2021年9月12日、ツイッターより)
《乙武洋匡氏》
「私は、ありがたいことに“親ガチャ”に恵まれた。愛情や教育方針といった、いわゆる属人的な側面はもちろんだが、経済的にも(大富豪の家に生まれたわけではないが)、教育にはしっかりお金をかけてもらえる家庭に生まれた幸運は否定しがたい」
「私が『大外れ』を引いたガチャもある。それは肉体だ。先天性四肢欠損という障害とともに生まれてきた私は、“肉体ガチャ”なるものがあるとするなら、やはり大外れを引いたと言わざるを得ないだろう。(中略)風呂にもトイレにも一人で行けない身体に生まれた状態を、『大外れ』と言わずして何と言えばいいのだろうか」
「ガチャに外れても、豊かな人生を送れるようにしてほしい」
(2021年9月14日、メディアプラットフォーム「note」より一部抜粋)
【最後に】
「親ガチャ」についてまとめましたが、皆さんは、どのように感じたのでしょうか?
私個人の意見は、「親ガチャ外れた!」と言ったところで、人生が変わるわけでは無いので、「親ガチャに外れた」と思われた方は、外れて損したな!と思った気づきを生かして、不足している部分を埋める工夫をしたり仲間と協力して足りない部分を埋めていく作業をすると良いのかなと思います。
人生は、親の影響もあると思いますが、それ以上に、自分の努力や周りの仲間に影響を受ける部分の方が多いと思います。
仮に『親ガチャ』を引き直せて、その人が思う『当たり親ガチャ』が引けたとしても、それはそれで、今とは違う苦労があるわけで、また、『外れ親ガチャ』と言ってしまうのではないでしょうかね?(笑)
個人的には、『親ガチャ』の影響より『仲間ガチャ』や『生まれた国ガチャ』、『生まれた時代ガチャ』の影響の方が大きいかなと思います。
ただし、幼児虐待をする親や子供に愛情を注げない親は、「外れ親ガチャ」で良いと思います。
皆さんのご意見は、いかがでしょうか?
今回のブログは、以上です。
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