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日曜日の有馬記念の出走馬＆騎乗騎手、枠順が公開されていましたので、現段階での狙い馬を選んでみました。

01キタサンブラック　武豊
02ゴールドアクター　吉田隼
06サウンズオブアース　デムーロ
10アドマイヤデウス　岩田
11サトノダイヤモンド　ルメール
12サトノノブレス　シュミノー
16マリアライト　蛯名

キタサンブラックはまたも1枠1番。これまで最内枠でスプリングS、天皇賞・春、京都大賞典、ジャパンCと4戦4勝と負け無し。公開抽選回でもこの枠を引くとは思いませんでしたが、この枠は絶対に有利となります。

今回はマルターズアポジーが逃げ宣言していますが、もともと逃げ馬ではないので京都大賞典のように番手からの競馬も可能。後続も終始キタサンについていくと失速することが分かっているので、動くに動けず結局は先行押し切りの形が成立します。敗戦した大阪杯ではアンビシャスによる軽量馬の番手マーク、宝塚記念では平均ペースで流れ時計のかかる馬場が得意なマリアライト、ドゥラメンテの強襲にあいましたが、それでも馬券内を死守。枠や展開を考えても余程のアクシデントが無い限りは馬券内は堅いと思われます。

サトノダイヤモンドは菊花賞を制して参戦。昨年のキタサンブラック同様、菊花賞を制して勢いもあり3歳の斤量は55kgと斤量差でも有利。ペースもハイペースの経験はありませんが、平均的な流れなら確実に差す脚もありますし、位置取りも先行馬を射程圏に入れるポジションを取れるので、こちらも馬券内を外すことが想像できません。

形的には2強となりますが、他の馬も十分にチャンスはあります。

昨年優勝のゴールドアクターは天皇賞・春の大敗はありましたが、中山での実績が優優秀。昨年の有馬記念をはじめ同距離の日経賞、オールカマーとまさに中山の同馬の庭ともいえます。ただキタサンブラックとは違い前に行って速い脚が使えないので、流れる展開からタフな末脚勝負になれば連覇の可能性もあります。

昨年2着のサウンズオブアースは非常にもどかしい競馬が続いており、キタサンブラックにはなかなか先着できていません。唯一先着したのが昨年の有馬記念で、ゴールドアクターと同じく先行して抜け出すスタイル。この馬も一瞬の脚しか使え無そうなので、デムーロ騎手の仕掛けどころがカギとなります。

個人的に魅力を感じているのがマリアライト。昨年は目標だったエリザベス女王杯を制しての一戦。それでもキタサンブラックとは頭差の4着と昨年の上位馬と遜色ありません。実際に宝塚記念ではキタサンを下し優勝しています。大外枠も一見不利に思えますが、外からかぶされるのが苦手なようなので逆に好枠を引けましたし、4コーナーから仕掛けて押し切る戦法が使えればチャンスはあると思います。

その他G1では足りないものの日経賞勝ちのあるアドマイヤデウス。中山実績がありながら穴人気で2着したアドマイヤモナークを彷彿とさせます。

サトノノブレスも明らかにG1では足りないのですが、シュミノー騎手を確保しているあたりが不気味。今年のオールカマー2着と中山実績はありますし、何より有馬記念で好走率の高い池江厩舎というのもまた面白い存在だと思います。

過去にはオルフェーヴル(2勝)、ドリームジャーニーで3勝、穴馬もトゥザワールド(9人気2着)、オーシャンブルー(10人気2着)、トゥザグローリー(9人気＆14人気3着)と過去10年でも5頭馬券に絡んでいます。今年は大本命のサトノダイヤモンド、サトノノブレス、ミッキークイーン(この馬は浜中騎手が中山の実績がないので軽視)の3頭が出走しており注目しています。


　


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