JRA競馬重賞予想！単勝＆複勝で勝負！

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京都競馬場で行われたエリザベス女王杯は、3人気クイーンズリングが優勝。2着は12人気シングウィズジョイ、3着は2人気ミッキークイーン。連覇を狙った1人気マリアライトは6着(同着)に敗れました。

レースはプリメラアスールが逃げ前半1000m61.8秒のスローペースで流れ、直線好位内から抜け出したシングウィズジョイに、中団の内で脚をためたクイーンズリングが馬群を割って追い込み、完全に勝ちパターンだったシングウィズジョイをクビ差捕らえてゴール。

◎クイーンズリングは今年重賞を2勝しており、京都牝馬Sでは牝馬には酷量の56kgを克服し1着、前走府中牝馬Sは平均ペースを好位4番手から上がり33.5秒の脚を使い完勝と充実。昨年は直線の不利がありましたが、今年は鞍上デムーロ騎手の直線の裁き方も見事な一戦でした。見事な勝ちっぷりでしたので、是非とも有馬記念で見てみたいです。

2着シングウィズジョイは正直ビックリしました。重賞は3歳時のフローラSの1勝で、その後は昨年末のターコイズS以外は馬券外という成績。予想では馬の実績が伴っていないので軽視しましたが、鞍上ルメール騎手の神騎乗にただただ恐れ入る思いであります。これまで速い上がりを使う馬ではなかったですが、33.7秒の上がりでゴール前まで粘りました。ムラな印象があるので次走も同じように走れるかは疑問ですが、G1を勝てる力があることを証明したので今後も注意が必要でしょう。

3着ミッキークイーンはなんとか馬券内にきてG1馬として力を見せましたが、今回はいつもより前目のポジションでの競馬。これは最内枠の影響か内で包まれることを恐れた可能性もありますが、上位2頭がイン差しをしたことを考えると、馬の末脚を信じて内で我慢すればよかったのではと思います。

それでは今回予想した馬の結果です。

◎クイーンズリング1着
〇パールコード4着
穴◎マキシマムドパリ9着
穴〇シャルール最下位

〇パールコードは前回の末脚勝負とは逆に今回は好位からの競馬。大外だったのでコースロスを避けるべく早目に好位置につけたことで、最後のキレ味がそがれてしまった印象。ミッキークィーン同様枠順で走法がいつもと少し変わったことで着順が変わってしまいましたが、4着と上位にきたので、今後も牝馬重賞ならば上位争いはできると思います。

穴◎マキシマムドパリも成績が安定しているので狙ってみましたが、Ｇ１のここは完全に実力不足。牝馬重賞での入着クラスの馬なのかと思います。

穴〇シャルールは良いところがなく最下位。好位差しが得意な馬で、今回は絶好の展開だったのですが、この結果を見るとピークを過ぎた印象を持ちます。

最後にマリアライトですが、戦前の予想通り瞬発力勝負では分が悪かったです。昨年より前半1000mが1秒遅くこの馬向きの流れにはなりませんでした。展開が流れる傾向にある有馬記念で人気が下がったときに注目してみたいと思います。

　


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