2018年05月08日
ヴィクトリアマイル、データ分析
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA ヴィクトリアマイル、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0513_1/index.html
前年以降に左回りのGTで好走したことがある馬は堅実
過去10年の3着以内馬延べ30頭中15頭は、“前年以降のJRAの左回りコースでのGT”において3着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率も44.1%と優秀だ。今年も2017年以降に東京や中京のGTで好走している馬がいたらぜひ注目してみよう。
なお、“前年以降のJRAの左回りコースでのGT”において3着以内に入った経験がなかった馬のうち、“同年の1400〜1800メートルのJRA重賞”において5着以内に入った経験もなかった馬は、3着内率1.4%とより苦戦している。左回りのビッグレースにこれといった実績がない馬を比較する際は、同年のマイル前後の重賞における成績を重視したい。
前年以降東京と中京のG1馬券内の馬と、同年の1400〜180m重賞5着以内の馬を選びます。
該当馬
アエロリット
アドマイヤリード
カワキタエンカ
クインズミラーグロ
ジュールポレール
ソウルスターリング
デアレガーロ
デンコウアンジュ
ミスパンテール
リエノテソーロ
リスグラシュー
レーヌミノル
レッツゴードンキ
レッドアヴァンセ
前走のグレードに注目
過去10年の3着以内馬延べ30頭中20頭は、前走が“国内外のGTかGU”だった。基本的には前走のグレードが高かった馬を重視すべきレースと言えそうだ。
ただし、前走が“国内のGTかGU”だった馬に限ると、そのレースでの単勝人気が「7番人気以下」だった馬はすべて4着以下に敗れている。たとえ前走のグレードが高かったとしても、そのレースで上位人気に推されていなかった馬は過信禁物と見るべきだろう。
なお、前走が“国内外のGTかGU以外のレース”だった馬のうち、そのレースの着順が6着以下だった馬は3着内率3.4%と苦戦している。前走がGV以下の条件だった馬を比較する際は、そこで5着以内に入っていた馬を高く評価したい。
前走G1、G2組で6番人気以内馬と、G3以下で5着以内以内の馬を選びます。
該当馬
アエロリット2
アドマイヤリード2
カワキタエンカ2
ジュールポレール2
ソウルスターリング2
デアレガーロ2
デンコウアンジュ2
ミスパンテール2
メイズオブオナー
ラビットラン
リスグラシュー2
レッツゴードンキ2
前走との間隔が詰まっている馬は割り引き
過去10年の出走馬の前走との間隔別成績を調べると、前走と「中2週以内」だった馬は優勝例がなく、3着内率も8.2%にとどまっている。ちなみに、2006年の第1回、2007年の第2回も、前走との間隔が中2週以内だった馬は全て4着以下に敗れている。福島牝馬Sなど、4月下旬以降のレースに出走していた馬は、苦戦する可能性が高そうだ。
該当馬
アエロリット3
アドマイヤリード3
エテルナミノル
クインズミラーグロ2
ジュールポレール3
ソウルスターリング3
デアレガーロ3
ミスパンテール3
メイズオブオナー2
ラビットラン2
リエノテソーロ2
リスグラシュー3
レーヌミノル2
レッツゴードンキ3
レッドアヴァンセ2
ワントゥワン
近年は前走で先行していた馬が好成績
過去6年のヴィクトリアマイルの出走馬のうち、前走が国内のレースだった馬の、そのレースでの4コーナーの通過順別成績を調べると、「3番手以内」だった馬が3着内率31.6%と比較的優秀な成績を収めている。一方、「10番手以下」だった馬は3着内率6.7%とやや苦戦している。近年の傾向を重視するならば、前走で先行していた馬を高く評価すべきだろう。
該当馬
アエロリット4
カワキタエンカ3
ソウルスターリング4
デンコウアンジュ3
ミスパンテール4
メイズオブオナー3
リエノテソーロ3
レッドアヴァンセ3
前走を勝っていた馬は過信禁物
過去6年のヴィクトリアマイルにおける前走の着順別成績を調べると、前走で「1着」だった馬は3着内率3.8%と苦戦している。2011年以前は前哨戦を制した馬の好走も少なくなかったが、近年は上位人気に支持された馬であっても好走できていないので注意したい。
該当馬
アエロリット5
アドマイヤリード4
エテルナミノル2
カワキタエンカ4
クインズミラーグロ3
ジュールポレール4
ソウルスターリング5
デアレガーロ4
デンコウアンジュ4
ラビットラン3
リエノテソーロ4
リスグラシュー4
レーヌミノル3
レッツゴードンキ4
レッドアヴァンセ4
ワントゥワン2
GTでの実績と臨戦過程がポイント
過去6年の優勝馬6頭は、いずれも“前年以降のJRAのGT”において5着以内に入った経験がある馬だった。今年の出走馬では、2017年以降のビッグレースで上位に食い込んだことのない馬は割り引きが必要だ。
該当馬
アエロリット6
アドマイヤリード5
カワキタエンカ5
ジュールポレール5
ソウルスターリング6
デンコウアンジュ5
ラビットラン4
リエノテソーロ5
リスグラシュー5
レーヌミノル4
レッツゴードンキ5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
アエロリット
ソウルスターリング
アエロリットは本レースと同条件のNHKマイルC1着、クイーンC2着と東京マイルに実績があります。3歳夏にはクイーンSで古馬牝馬を下し、前走中山記念は牡馬相手に2着と好走。先行でき主導権を握れますが、今回は戸崎騎手へ乗り替わりとなるのが気になります。
ソウルスターリングは3歳秋から古馬混合G1へ挑戦しましたが、流石に壁は厚く苦戦が続きました。前走阪神牝馬Sは敗戦のショックを引きずり10着。オークス以来馬券外が続き勝負しづらいですが、多くの好走データに合致したので、人気落ちなら馬券妙味はあるかもしれません。
東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA ヴィクトリアマイル、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0513_1/index.html
前年以降に左回りのGTで好走したことがある馬は堅実
過去10年の3着以内馬延べ30頭中15頭は、“前年以降のJRAの左回りコースでのGT”において3着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率も44.1%と優秀だ。今年も2017年以降に東京や中京のGTで好走している馬がいたらぜひ注目してみよう。
なお、“前年以降のJRAの左回りコースでのGT”において3着以内に入った経験がなかった馬のうち、“同年の1400〜1800メートルのJRA重賞”において5着以内に入った経験もなかった馬は、3着内率1.4%とより苦戦している。左回りのビッグレースにこれといった実績がない馬を比較する際は、同年のマイル前後の重賞における成績を重視したい。
前年以降東京と中京のG1馬券内の馬と、同年の1400〜180m重賞5着以内の馬を選びます。
該当馬
アエロリット
アドマイヤリード
カワキタエンカ
クインズミラーグロ
ジュールポレール
ソウルスターリング
デアレガーロ
デンコウアンジュ
ミスパンテール
リエノテソーロ
リスグラシュー
レーヌミノル
レッツゴードンキ
レッドアヴァンセ
前走のグレードに注目
過去10年の3着以内馬延べ30頭中20頭は、前走が“国内外のGTかGU”だった。基本的には前走のグレードが高かった馬を重視すべきレースと言えそうだ。
ただし、前走が“国内のGTかGU”だった馬に限ると、そのレースでの単勝人気が「7番人気以下」だった馬はすべて4着以下に敗れている。たとえ前走のグレードが高かったとしても、そのレースで上位人気に推されていなかった馬は過信禁物と見るべきだろう。
なお、前走が“国内外のGTかGU以外のレース”だった馬のうち、そのレースの着順が6着以下だった馬は3着内率3.4%と苦戦している。前走がGV以下の条件だった馬を比較する際は、そこで5着以内に入っていた馬を高く評価したい。
前走G1、G2組で6番人気以内馬と、G3以下で5着以内以内の馬を選びます。
該当馬
アエロリット2
アドマイヤリード2
カワキタエンカ2
ジュールポレール2
ソウルスターリング2
デアレガーロ2
デンコウアンジュ2
ミスパンテール2
メイズオブオナー
ラビットラン
リスグラシュー2
レッツゴードンキ2
前走との間隔が詰まっている馬は割り引き
過去10年の出走馬の前走との間隔別成績を調べると、前走と「中2週以内」だった馬は優勝例がなく、3着内率も8.2%にとどまっている。ちなみに、2006年の第1回、2007年の第2回も、前走との間隔が中2週以内だった馬は全て4着以下に敗れている。福島牝馬Sなど、4月下旬以降のレースに出走していた馬は、苦戦する可能性が高そうだ。
該当馬
アエロリット3
アドマイヤリード3
エテルナミノル
クインズミラーグロ2
ジュールポレール3
ソウルスターリング3
デアレガーロ3
ミスパンテール3
メイズオブオナー2
ラビットラン2
リエノテソーロ2
リスグラシュー3
レーヌミノル2
レッツゴードンキ3
レッドアヴァンセ2
ワントゥワン
近年は前走で先行していた馬が好成績
過去6年のヴィクトリアマイルの出走馬のうち、前走が国内のレースだった馬の、そのレースでの4コーナーの通過順別成績を調べると、「3番手以内」だった馬が3着内率31.6%と比較的優秀な成績を収めている。一方、「10番手以下」だった馬は3着内率6.7%とやや苦戦している。近年の傾向を重視するならば、前走で先行していた馬を高く評価すべきだろう。
該当馬
アエロリット4
カワキタエンカ3
ソウルスターリング4
デンコウアンジュ3
ミスパンテール4
メイズオブオナー3
リエノテソーロ3
レッドアヴァンセ3
前走を勝っていた馬は過信禁物
過去6年のヴィクトリアマイルにおける前走の着順別成績を調べると、前走で「1着」だった馬は3着内率3.8%と苦戦している。2011年以前は前哨戦を制した馬の好走も少なくなかったが、近年は上位人気に支持された馬であっても好走できていないので注意したい。
該当馬
アエロリット5
アドマイヤリード4
エテルナミノル2
カワキタエンカ4
クインズミラーグロ3
ジュールポレール4
ソウルスターリング5
デアレガーロ4
デンコウアンジュ4
ラビットラン3
リエノテソーロ4
リスグラシュー4
レーヌミノル3
レッツゴードンキ4
レッドアヴァンセ4
ワントゥワン2
GTでの実績と臨戦過程がポイント
過去6年の優勝馬6頭は、いずれも“前年以降のJRAのGT”において5着以内に入った経験がある馬だった。今年の出走馬では、2017年以降のビッグレースで上位に食い込んだことのない馬は割り引きが必要だ。
該当馬
アエロリット6
アドマイヤリード5
カワキタエンカ5
ジュールポレール5
ソウルスターリング6
デンコウアンジュ5
ラビットラン4
リエノテソーロ5
リスグラシュー5
レーヌミノル4
レッツゴードンキ5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
アエロリット
ソウルスターリング
アエロリットは本レースと同条件のNHKマイルC1着、クイーンC2着と東京マイルに実績があります。3歳夏にはクイーンSで古馬牝馬を下し、前走中山記念は牡馬相手に2着と好走。先行でき主導権を握れますが、今回は戸崎騎手へ乗り替わりとなるのが気になります。
ソウルスターリングは3歳秋から古馬混合G1へ挑戦しましたが、流石に壁は厚く苦戦が続きました。前走阪神牝馬Sは敗戦のショックを引きずり10着。オークス以来馬券外が続き勝負しづらいですが、多くの好走データに合致したので、人気落ちなら馬券妙味はあるかもしれません。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7634476
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック